環境省総合環境政策

消費者によるエコなお買い物促進事業


 今日の地球温暖化や廃棄物問題などの環境問題は、大量生産、大量流通、大量消費、大量廃棄を前提とした生産と消費の構造に根ざしており、その解決には、経済社会の在り方そのものを持続的発展が可能なものにしていくこと、環境と経済の好循環を図ることが重要です。
 環境と経済の好循環を図るためには、汚染物質の排出規制のような直接規制だけでなく、環境負荷を減らせば減らすほどメリットが生じる経済的手法を含む、ポリシーミックスの推進も必要となります。とくに「市場」に着目し、そのグリーン化を図っていくための施策は、多くの主体に働きかけることができると考えられています。
 市場のグリーン化を図るための手段として、「環境配慮型製品の普及」が挙げられます。環境配慮型製品を普及するために、国の官公庁等においてはグリーン購入法、グリーン契約法等により環境配慮型製品の利用が進みつつありますが、消費者に対する環境配慮型製品の普及のための施策は十分ではありません。
 そこで本事業は、消費者による環境配慮型製品の普及を進めるための施策を検討・実施するものです。

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