第3節 国際動向を踏まえた取組

平成18年2月に採択された国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ(SAICM)について、国内対応の検討を進めます。POPs条約については、国内実施計画に基づく措置を着実に講ずるとともに、東アジアPOPsモニタリングワークショップの開催等により国際協力に貢献します。PIC条約については、引き続き着実に履行します。GHSについては、その実施に向けた取組を着実に進めます。OECDにおける環境保健安全プログラムについては、化学物質安全性試験手法の開発を推進するとともに、OECDの高生産量(HPV)化学物質安全性点検プログラムに対応し、HPVを中心とした化学物質の安全性点検・評価を加速します。
また、EUにおいて導入に向けた作業が進められているREACH規則案について、今後ともEUに働きかけを継続するとともに、情報を収集し、国民や産業界などに向けて発信します。


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