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グリーン家電エコポイント

環境寄附を使った活動報告


このページの主な内容

環境省総合環境政策グリーン家電エコポイントについて環境寄附を使った活動報告


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特定非営利活動法人
水俣フォーラム

対象分野 環境教育・人材育成
事業者コード K125 

プロフィール

活動ホームページ 水俣フォーラムのホームページ(外部サイト) 
活動形態 知識の提供・普及啓発 
所在地(都道府県) 東京都 
問合せ先名称 事務局 
電話番号 03-3208-3051 
設立の目的・課題認識 「公害の原点」「環境問題のシンボル」といわれる水俣病を広く伝え、近代や人間について考える機会を提供するとともに、社会参加や自己実現の場を創り出すことにより、社会全体の教育に寄与することを目的とします。 
活動実績 「水俣展」(96年開始、20展合計入場者122,078人)、「水俣病記念講演会」(99年開始、計10回、700名規模)、「水俣セミナー」(98年1月開始、計94回、50名規模)、講演録『証言 水俣病』(岩波新書)出版、現地研修「水俣への旅」、朝日新聞社「明日への環境賞」受賞(2004年)など。 
特記事項  

家電エコポイント環境寄附の活用

事業・プロジェクト名 水俣病の経験を広く共有するための普及啓発活動 
家電エコポイント寄附の使い途 水俣病問題についての講演会、セミナー、展覧会の開催をはじめ、現地研修の実施、水俣病ライブラリーの運営、出版やインターネットでの発信を通じて、国内外の人たちに広く水俣の経験を伝えることにより、こうした公害が二度と繰り返されないよう環境に関する意識の向上を図り、環境汚染の防止に寄与することをめざします。 
寄附額に応じた活動例 10,000円~1,000,000円の場合 水俣病患者および識者の講演会・セミナーの開催と報告書の作成、インターネットでの情報発信を行います。 
1,000,000円~2,000,000円の場合 初めて水俣を訪れる人のための現地研修および書籍・映像・写真等のライブラリー資料収集と運営を行います。 
2,000,000円以上の場合 展示するための実物の収集、水俣の現在を伝えるパネルの制作、亡くなった水俣病患者の遺影収集を行います。 

事業報告

2009年度
環境寄附
対象期間
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\45,813   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
当法人では、2010年4月に有楽町朝日ホールで「水俣病記念講演会」を開催し、665名の方に水俣病患者の方のお話や識者の方のお話をお聞きいただく機会を設けました。また9月には2週間にわたり「水俣・明治大学展」を開催し、若い人を含め6483名の来場者の方をお迎えしました。さらに水俣現地研修も2009年3月、2010年11月と実施、計37名の参加者とともに患者さんをはじめ現地の方々のお話を伺う機会を持ちました。それらの講演内容や開催概要をまとめた報告書を2011年4月に2,200部作成し、その制作費の一部に、2010年2月18日までにいただいたご寄附45,813円を使わせていただきました。これにより、より多くの方に水俣の経験を伝え、そこから今につながる問題を考えていただく機会を提供できるようになりました。興味がおありの方はぜひお問い合わせください。 
2010年度
環境寄附
対象期間
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\804,167   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)2011年の主な活動としては、9月17日にYMCAアジア青少年センターにて「カナダ水俣病講演会」を開催、281名の参加者にカナダ水俣病患者と識者の話をお聞きいただく機会を得ました。また震災を機に多くの催しが中止になる中、「原発事故に直面している今こそ福島で水俣展を」という地元の方々の声に押され、11月に「水俣・白河展」を開催し、10日間で1,725名の入場者を得ました。
(使途)上記講演録等を収めた報告書2,100部の作成・・・319,856円、・水俣病記念講演会チラシ、ポスター制作・・・288,695円、・カナダ水俣病講演会および5月1日の集う会および文献講読会の運営費の一部・・・195,616円
(効果)講演会参加者に改めて講演録をお送りすることが出来たほか、集う会には48名、文献講読会には12名の参加を得、水俣の経験を伝える機会を多角的に設けることができました。 
2011年度
環境寄附
対象期間
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで 
対象期間の
合計寄附額
\549,698   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)2012年の主な活動としては「水俣病記念講演会」、「水俣セミナー」の100回記念集中開催、「原田正純追悼講演会」、「第一期水俣病大学」開講、2013年5月開催予定の「水俣・福岡展」の事前準備と現地での勉強会などがありました。
(使途)上記のうち「水俣・福岡展」の事前準備として患者さんを招いての講演会および勉強会を9月からほぼ毎月福岡市内で開催し、福岡および周辺の市民の皆さんと、水俣病についての学びを深めております。その、資料作成費、会場費、講師謝金・旅費、スタッフ旅費の一部に、2011年5月から2012年9月振込分までのご寄附549,698円全額を使わせていただきました。
(効果)福岡の講演会・勉強会には学生や主婦、大学の先生等のべ117名が参加されており、幅広い世代に水俣の経験を伝えるとともに、そこから今につながる問題を考える場を提供することが出来ました。