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みどころ紹介

奥岳の山々

写真:翁岳など奥山を望む
[翁岳など奥山を望む]

 屋久島の中心部にそびえる山々を「奥岳」といいます。奥岳は、宮之浦岳(1936m)を最高峰とし、永田岳、栗生岳、翁岳、黒味岳など花崗岩の奇岩をいただく主に1800m以上の高峰を有します。主要な峰々は山岳信仰の対象となっています。
 主な登山道としては、一泊二日で淀川登山口から宮之浦岳を越えて荒川登山口に抜ける「縄文杉宮之浦岳線」があります。沿線には、日本最南限の高層湿原である「花之江河」、奥岳が一望できる「黒味岳」、縄文杉や大王杉など樹齢数千年のヤクスギ等があり、屋久島の山岳景観と原生的なスギの自然林を堪能できます。


前岳の山々

写真:太忠岳山頂 天柱石
[太忠岳山頂 天柱石]

 集落から見えない奥岳の山々(永田から見える永田岳や栗生から見える黒味岳を除く)に対して、集落から見える前衛の山々を「前岳」といいます。前岳もまた山岳信仰の対象となっています。
 太忠岳:天に突き刺さるような花崗岩の巨柱『天柱石』を山頂に有し、屋久島の森と、遠くには安房の集落を望むことができます。ヤクスギランドに登山口があります。
 モッチョム岳:そそり立つ花崗岩の岩壁が特徴的な山で、山頂の岩場からは尾之間集落、原集落を間近に望むことが出来ます。千尋滝の展望台付近に登山口があります。
 愛子岳:遠くからも目立つ三角錐の山頂が特徴的な山で、登山道沿線は自然植生が良好に保たれ、標高別の植生変化を観察することができます。また、山頂は奥岳への好展望台です。空港近くの小瀬田集落に登山口があります。


永田浜

写真:永田浜
[永田浜]

 永田浜は、日本一のアカウミガメ上陸・産卵数を誇る浜で、前浜・いなか浜・四ツ瀬浜からなり、平成17年にはラムサール条約湿地に登録されました。春から夏にかけて、砂浜に上陸し産卵するアカウミガメを観察することができます(ウミガメ保護のため、観察ルールを必ずお守り下さい)。また、永田の集落からは、そびえ立つ奥岳(永田岳、障子岳)を望むことができます。海から立ちのぼる水蒸気は上昇気流に乗って奥岳付近で雲となり、奥岳で降った雨は花崗岩を削り、永田川によって運ばれ、屋久島で最も大きい砂浜である永田浜を形成する、その自然の営みを感じることができます。


栗生海域公園地区

写真:栗生海域公園地区
[栗生海域公園地区]

 屋久島の海岸の中で、黒潮の影響をもっとも受ける南西部の塚崎にある栗生海域公園地区では、サンゴ礁が発達し、暖温帯と亜熱帯の魚類が共存する特異な生物相を見ることが出来ます。海岸には無数のタイドプールが存在し、磯の生きものを観察するには絶好の場所ですが、沖合いは潮流が速いので、遊泳される際は十分にお気をつけください。青少年旅行村に入口があります。


西部地域

写真:ヤクシカ(西部林道)
[ヤクシカ(西部林道)]

 屋久島の西部、栗生から永田までの区間には現在集落がなく、一本の細い県道(通称「西部林道」)が通っているだけです。ここは世界自然遺産地域にも登録されており、屋久島の中でも野生動物(特にヤクシマザル、ヤクシカ)の密度がもっとも濃いところです。また、海岸から稜線に至るまで照葉樹の広大な森が広がっており、多様な植生が垂直的に変化していく様子を見ることができます。


口永良部島

写真:古岳火口付近
[古岳火口付近]

 口永良部島は、島全体が特異な火山景観に溢れ、また、自然性の高いスダジイなどの森林が残されていることから、「緑の火山島」と呼ばれています。その景観は特異で、人を寄せ付けない切り立った海食崖や放牧牛がのどかに草を食む牧野、サンゴ礁と多くの魚たちが彩る海中景観などが見られます。さらには、国の天然記念物で絶滅が危惧されるエラブオオコウモリの生息地でもあります。