十和田八幡平国立公園 (八幡平地域)

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網張ビジターセンター

施設風景

十和田八幡平国立公園の南の玄関口 網張ビジターセンター

 ツキノワグマやニホンカモシカが行き来する広大なブナとアオモリトドマツの原生林、静寂な水を湛えた山間の湿原、荒々しい火山砂礫に咲き誇る高山植物、そんな原生の自然への入り口となっている網張は、岩手山を始め烏帽子岳を経て秋田駒ヶ岳方面、三ッ石山を経て八幡平方面へ向かう各登山道の起点となっています。網張ビジターセンターでは、国立公園岩手山エリアの自然に関する展示や映像を楽しむことができ、目的と体力にあった散策と登山コースについてスタッフが親切にアドバイスしてくれます。 季節ごとに幅広い年齢層の方が参加できる自然体験プログラムも準備されているので気軽にお立ち寄り下さい。

施設概要

営業時間 9:00〜17:00
利用料 無料
休業時期 夏期(4〜10月) 休館日なし
冬期(11〜3月) 毎週火曜日及び年末年始(12月29日〜1月3日)
外国語対応 館内展示解説文(英語、中国語、韓国語)
インフォメーション(英語)
住所 〒020-0585
岩手県岩手郡雫石町長山小松倉1-2 網張温泉
電話番号 019-693-3777
ホームページ(URL) http://amihari17.ec-net.jp/

網張の森散策(仮)

網張の森散策

 標高約760mに位置する網張ビジターセンターの前には、ブナやミズナラ、ダケカンバが主体の落葉広葉樹の森が広がっています。豊かな森には数多くの生き物たちが生息しており、その息づかいを感じながら散策を楽しむ事ができます。森林浴でリフレッシュした後の温泉浴もお勧めです!

ヒメボタル観察会

ヒメボタル観察会

 網張の森の自慢の一つはヒメボタルが生息している事です。ヒメボタルは陸生のホタルで、幼虫は朽ち木につくベッコウマイマイやオカチョウジガイを食べて成長します。はかなくも強い光を灯して飛びかう姿がみられるのは7月10日頃で、一週間から10日限定の短い夜の風物詩です。ビジターセンターでは毎年一週間ほど、ヒメボタル観察会を行っています。

スノーシュー散策

スノーシュー散策

 木の葉が落ちてしばらくすると、森は一面の雪に覆われます。もっとも積雪のある時は2mを越える事も!スノーシューや輪かんじきを履いて、動物の足跡探しや木々の冬芽観察はこの時期ならではの醍醐味です。普段は入れない笹やぶのエリアもおかまいなしに歩けますし、コース通りに歩かなくていいのも雪上散策の魅力です。ビジターセンターではスノーシューのレンタルも行っています。

網張ビジターセンター
  • 盛岡駅より岩手県交通バス(温泉館前下車)
  • 自動車(40台駐車可)