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ニュース&トピックス

【取組紹介】海岸漂着ゴミ対策をしています

2009年11月09日 釧路自然環境事務所

 今年度環境省では、知床半島の海岸に大量に打ち上がっている大型漂着ゴミの実態調査と回収を行っています。これまでも知床半島ではボランティア活動による漂着ゴミの回収が行われていましたが、ボランティアでは回収困難な大型のゴミが多く、海岸の景観を損ねていました。

 海岸漂着ゴミの調査は知床国立公園沿岸全域で行い、ゴミの回収は、そのうち「ルシャ地区」(斜里町)と「赤岩地区」(羅臼町)の2地区で行いました。

海岸漂着ゴミの調査

ルシャ地区

 ルシャ地区は、一般観光客は入ることができない、ヒグマの高密度生息地です。関係者のみ通行可能な林道を使い、重機による漂着ゴミ回収を行いました。
 重機を使用するため、作業にあたっては、浜の植生が傷まないような回収場所を選定しています。回収は5区画、合計7500m2で行い、回収したゴミの重量は30.87t。漂着ゴミの搬出には10tダンプ10台、4tトラック2台を要しました。

ルシャ地区作業風景1 ルシャ地区作業風景2

赤岩地区

 赤岩地区は車道がないため、作業員は小型船で現場に入りました。重機を搬入することができないので、作業は全て人力です。回収は5区画、合計11800m2で行い、回収したゴミの重量は7.86t。漂着ゴミの搬出はヘリコプターで行いました。

赤岩地区作業風景1 赤岩地区作業風景2 赤岩地区作業風景3

○今後の予定

 今回の事業で拾えるゴミの量は限られており、今後は地域が協力して漂着ゴミの回収を進めていく必要があります。環境省では、今回の取り組みについて地元報告会などを通じてご報告するとともに、地域の協力体制の検討を進めてまいります。