動力船で一度は見てみたい知床岬へ。日本でも数少ない、周回する道路のない知床岬。1度でいいから見てみたい、そんなあなたの願いを実現してくれる動力船です。
動力船とはこんな船のこと。クルーザー船は概ね50人程度の定員。大型観光船は概ね400人程度の定員。プレジャーボートとはエンジン付きゴムボートやヨット。水上バイクを個人で利用する際も守るべきルールは同じです。 動力船は子供でも利用することができますが、ゴムボート等の個人利用は時化の多い知床の海では危険を伴います。 海では携帯電話も繋がらないため緊急時の連絡や救助は困難を極めます。安易な利用は避けましょう。
動力船での先端部地区への上陸は禁止。 利用規制指導に関する申し合わせ(昭和59年)により動力船での上陸は行われていません。一般観光客等のレクリエーション目的の上陸利用は認められていません

海上から見られる動物

動力船から見られる代表的な動物はヒグマのほか、イルカなど海の哺乳類、絶滅危惧種に指定されているケイマフリなどの鳥類です。景観を見て楽しむほか、野生動物の観察ができるのが知床の動力船の特徴です。※遭遇する動物は時期によって異なります

動力船の利用のルール。注意事項の紹介。

無理な接近 はしない。繁殖地への接近はしない。他の船舶との安全管理に努める。 漁業活動への配慮。大音響の放送や餌やりを行わない。クジラ、イルカ、アザラシ等の追い回しをしない。ゴミは持ち帰る。
おもな航路案内地図

野生動物への配慮について

・ケイマフリの繁殖地及び生息地であるプユニ岬からエイシレド岬までの岩壁への接近を避け、100メートル以上距離をとる。

・ケイマフリの営巣地であるプユニ岬、象の鼻、岩尾別川右岸断崖及び五湖断崖へは接近しない。

・オジロワシが止まり場として海岸の岩場を利用している場合には100メートル以上距離をとる。

海鳥の繁殖地が特に多いエリアの地図

・ヒグマの生息行動に影響を与えるような接近や、クジラ・イルカ類の追い回し行為を行わない。

動力船と知床岬のこと Q&A

なぜ動力船で知床岬には上陸できないのですか?
動力船は一度にたくさんの人を運ぶことができます。かつて、観光船が多くの人々を知床岬に上陸させていた時代がありました。その時、高山植物の盗掘など大きな問題が発生したのです。一度にたくさんの人が入り込むことで、先端部地区の原生的な自然環境や秘境の雰囲気が台無しになってしまうことが心配されます。 船舶の種類を問わず、一般観光客等のレクリエーション目的の動力船による上陸利用は「知床岬地区の利用規制指導に関する申し合わせ」(昭和59年)により認められていません。

船の上から野生動物や景色を楽しむ動力船

ここで情報を得てから出発!

知床の2つの施設で、知床半島先端部の近況や危険箇所の情報、注意事項の提供のほか、ヒグマ対策アイテムのレンタルを行っています。準備が整ったら、出発前に必ず立ち寄って、近況をよく調べてから行きましょう。