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2008年01月21日

開催案内

自然公園法制定50周年記念行事 「五島の椿の観察会」開催のお知らせ

 環境省では、自然公園法制定50周年を記念して、美しい自然とやすらぎの宝庫である国立公園を広く紹介し、これらの保全・保護について理解していただきたく全国各地で登山や自然観察会をはじめとしたイベントを開催しております。
 この度、西海国立公園内の椿園、鐙瀬ビジターセンターにおいて、西海国立公園五島地域と深い関わりを持つ椿の観察会及び講演会を下記日程で開催することとしましたので、お知らせします。
 色とりどりの花が楽しめるこの時期、是非観察会にご参加ください。

1.名称

自然公園法制定50周年記念行事 「五島の椿の観察会」

2.主催

九州地方環境事務所

3.共催

五島市、NPO五島の椿と自然を守る会

4.概要

1)開催日:平成20年2月3日(日) 10:00~15:00
2)開催場所:椿園及び鐙瀬ビジターセンター
3)集合場所:五島市椿園 入口
4)募集人数:50名
5)申込方法:電話にて事前受付
         鐙瀬ビジターセンター TEL:0959-73-6955
6)参加費:無料
7)内容
10:00~12:00 椿の観察会  椿園の説明、園内の案内、写真撮影
13:00~15:00 講演会「五島の椿とカトリック教会」
          講演者:NPO五島の椿と自然を守る会理事長 比留木 忠治
8)問合先:
 九州地方環境事務所
 国立公園・保全整備課長 西村 学
 五島自然保護官事務所 前田 堅太郎
  (tel0959-72-4827/fax0959-72-2852)


大瀬崎

○講演者紹介

比留木 忠治(NPO五島の椿と自然を守る会 理事長)
五島市出身、九州大学農学部卒 農学博士 植物病理学分野で国際的に活躍
カナダアルバータ大学の名誉教授を始め、世界十数カ国の客員教授
日本椿協会副会長、国際つばき協会副会長
平成18年度 つばきによる地域活動起こしにより長崎新聞文化賞受賞
現在、五島市椿園の「国際優秀椿園」化や510万本椿の育成に向け運動中
椿の保護、育成、椿油の生産から利用、椿に関わる歴史などの幅広い分野で活躍中

○五島と椿

 五島は、「東の大島、西の五島」と並び称されるほど、椿の自生地として知られており、また、西海国立公園の景勝地である大瀬崎、高浜などの景観を構成する重要な花でもあります。教会のステンドグラスの絵柄や椿油の生産など、古来より五島の人々の生活と深く関わってきました。
 一方、赤に縁取りの白い玉之浦の銘花が見つかった五島は、椿の品種の宝庫でもあります。
 (五島市観光協会HP:http://www.gotokanko.jp/tubaki.htm)

○五島椿まつり

 椿の開花期間の内、2月2日より第14回五島椿まつりが約一カ月にわたって開催され、椿に関する展示、イベント、ツアーが盛りだくさん予定されていますが、椿をみるイベントは次のとおりです。イベントの行事の詳細は五島市観光協会HP:http://www.gotokanko.jp/topics/tubaki/tubaki.htmをご覧ください

2月2日 オープニングセレモニー
2月2日(土)~3月2日(日)の全期間 椿盆栽展
2月2日(土)~3月2日(日)の土日 久賀島つばき原生林と教会巡り
2月9日(土) ~10日(日) 久賀島つばき祭
2月16日(土)~17日(日) 香珠子つばき祭
2月17日(日) 三井楽万葉まつり
2月17日(日) 聖母の大椿にあいに行こう

○椿の開花

 今年も早いものは、12月初め頃から、ぽつぽつと咲き始め、4月の下旬頃まで咲くものがあります。昨年度撮影したものをいくつか掲載します。

昨年1月25日撮影


玉之浦


やぶ椿

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