2007年06月19日
その他
=いよいよ始まる夏山シーズン 残雪多く、注意が必要=
「あこがれの山に来た。波の向こうに見えていた山が間近に見える。胸が高まる。しかし、想像以上に雪が多い・・」
いま、利尻山は、長い冬の眠りからようやく目覚めようとしています。今年は、雪の多かった昨年以上に雪どけが遅く、標高1,218mの8合目長官山を越えた辺りからは、登山道の一部が、まだ雪に埋まっています。とくに、沓形コースの三眺山(1,640m)から、鴛泊コースとの合流点までは、40度以上もある急傾斜に、例年7月中旬まで硬い雪渓が残り、安易な進入を拒んでいます。
それでも、雪のとけた所から、我先に、と芽を出す植物たちがいます。
この季節、足元に不安があるようでしたら、萌え出る息吹に、元気と喜びを感じる、ゆったり山旅もおすすめです。
標高1,000m以上に残雪。
※残雪状況はあくまで目安です。日当たりや風向きによって変わるところもあります。
詳しくは利尻速報をご覧ください。