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2007年06月11日

その他

利尻山登山情報〜沓形コース〜(5月16日時点)

沓形コース8合目状況(5月16日撮影)
[沓形コース8合目状況(5月16日撮影)]

 雪の少ない冬でしたが、4月から気温の低い日が多いためか、標高1,000m以上の雪どけがあまり進んでいません。登山の際は、事前に気象情報を収集して無理のない計画を立てましょう。
 上部の通行には、ピッケルと10本爪以上のアイゼンが必要です。

各ポイントの残雪状況

  • 標高約440mの登山口から山頂まで残雪があります。
  • 樹林帯では、雪のとけ始めたところから、雪どけ水が登山道を川のようにして流れています。
  • 標高1,000m以上では、稜線が細くなり、北側に雪庇の張り出しがあるので通行には十分注意してください。
  • 三眺山から鴛泊コースとの合流点にかけては、全面が雪に覆われています。
     ここは崩壊地の直下を通過する箇所ですが、この時期は岩がゆるむために落石が多くなることが予想されます。十分注意して行動してください。

各ポイントの積雪深

三眺山(標高:1,640m)
・・・積雪40cm
八合目(標高:約1,200m)
・・・積雪70cm
沓形避難小屋(標高:約800m)
・・・積雪30cm

※上記数値はあくまで目安です。北側斜面や、登山道には吹き溜まりの雪が1m以上残っている所もあります。

避難小屋情報

沓形避難小屋
ドアが外れていて風が吹き込みますが、室内に雪はありません。

詳しくは利尻速報をご覧ください。

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