北は北海道から南は沖縄、小笠原諸島まで、全国に30の国立公園が指定されています。
これらの国立公園の概要をご紹介します。
瀬戸内海国立公園


指定:1934年3月16日
面積:66,934 ha
関係都道府県:兵庫県・和歌山県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・福岡県・大分県
瀬戸内海の島々は、小さなものまで数えると約3000にもなるといわれ、鷲羽(わしゅう)山から眺める備讃(びさん)諸島など、静かな海と密集する島々の景色が特徴。また、渋川海岸や慶野(けいの)松原など白い砂浜に松の緑が映える浜辺が各所に見られ、段々畑など、人の生活と自然が一体となった親しみ深い風景も特徴です。
西海国立公園


指定:1955年3月16日
面積:24,646 ha
関係都道府県:長崎県
佐世保の九十九(くじゅうく)島から平戸(ひらど)島、五島(ごとう)列島を含む海の公園。大小400におよび島々の風景が特長であり、多数の小島が密集する九十九島や若松瀬戸(わかまつせと)の景色が代表的。また、島々には断崖地形が多く、福江島には珍しい火山地形があります。
雲仙天草国立公園


指定:1934年3月16日
面積:28,279 ha
関係都道府県:長崎県・熊本県・鹿児島県
島原(しまばら)半島の中央にある雲仙岳(うんぜんだけ)周辺地域と、天草諸島からなる公園。雲仙地域は1990年の火山活動で有名な普賢岳(ふげんだけ)や雲仙温泉地を中心とする避暑地の一つ。天草地域は、有明(ありあけ)海や八代(やつしろ)海に浮かぶ大小120の島々景色が美しさが特徴です。
阿蘇くじゅう国立公園


指定:1934年12月4日
面積:72,678 ha
関係都道府県:熊本県・大分県
周囲約90kmに及ぶ世界最大級のカルデラや火山活動でできた多数の山々を持つ火山の公園。阿蘇地域は、今も噴煙をあげる中岳(なかだけ)など阿蘇五岳と草原が作る雄大な景色が特徴。くじゅう地域は、久住(くじゅう)連山、由布岳(ゆふだけ)などの景色が優れています。ミヤマキリシマの生息地としても名高いところです。
霧島錦江湾国立公園


指定:1934年3月16日
面積:36,586 ha
関係都道府県:宮崎県・鹿児島県
霧島地域には韓国岳(からくにだけ)をはじめ、20を超える火山があり、山麓はシイ、カシ、アカマツなどの自然林が広がっています。また、錦江(きんこう)湾地域は活火山である桜島の景色が代表的です。
屋久島国立公園


指定:2012年3月16日
面積:24,566 ha
関係都道府県:鹿児島県
屋久(やく)島は縄文(じょうもん)杉、大王(だいおう)杉など樹齢1,000年を超える屋久杉の島として有名です。
西表石垣国立公園


指定:1972年5月15日
面積:20,569 ha
関係都道府県:沖縄県
西表(いりおもて)島と、石垣(いしがき)島、その間に点在する島々と海域からなる公園。亜熱帯林がまとまってみられるほか、仲間(なかま)川の河口や名蔵アンパルなどにはマングローブ林が見られます。また、イリオモテヤマネコなどの西表島にしか生息していない特有の動物も多く見られます。竹富(たけとみ)島から石垣島の海域には日本で最大のサンゴ礁があります。