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屋久島には、九州最高峰の宮之浦岳(標高1936m)をはじめとして、険しい山々が40数座連なっ
ています。山頂部で年間1万ミリといわれる多量の降雨は、無数の滝や清らかな渓流を形成し、河口まで
一気に駆けくだります。また、縄文杉など樹齢数千年の巨杉が生育する森林や、亜熱帯から冷温帯までの
植物の垂直分布が見られるこの島は野生動植物の宝庫になっています。
このような屋久島の自然に触れようと多くの人々が屋久島を訪れています。島に住む人々だけでなく、島
を訪れる人々も、世界の宝であると認められた世界遺産の島・屋久島の素晴らしい自然を人類共通の財産
として末永く後生に守り伝えていこうという意識を持つことが大切です。
◆動植物を大切に!◆
屋久島には、学術上貴重な動植物を始め数多くの動植物が生息・生育しています。
一本の植物、一匹の虫が屋久島の生態系を維持し、自然景観を保っています。
動植物の採集はやめましょう。
◆ゴミは持ち帰る!◆
ゴミは山に投げ捨てず、お持ち帰りください。
山に入る際は、残飯やティッシュ等を持ち帰る袋を必ず用意し、分別のうえ、
指定された場所(利用宿泊所など)までお持ち帰りください。また、
樹木や施設等への落書きも絶対にしないでください。
美しい屋久島を維持するためにご協力をお願いします。
◆山の水は汚さないで!◆
沢水は水源です。
水場周辺でのトイレや、水場で食器を洗うことは水質汚染につながります。トイレは決まった場所で、食器は
紙で拭き取るなどして持ち帰ってください。
◇トイレは決まった場所で、携帯トイレの使用にご協力を◇
- 用便は必ずトイレで行うか、または携帯トイレを使用してください。
- 用便はできるかぎり登山前にすませてください。
- 山中のトイレの維持・管理はとても大変です。便槽に衣類、生理用品、ビニール袋などは絶対に捨てないで
ください。また、水に分解しやすいトイレットペーパーや水溶性ティッシュを使用するようにして
ください。
- 携帯トイレを持っていると、体調不良などいざというときでも自然環境を汚染することなくどこでも
用便を行えるので、持参することをお勧めします。
- 携帯トイレは、登山用品店、観光案内所、土産物店などで購入できます。(1個入り400円、
2個入り500円)
- 山中には、花之江河、大王杉に携帯トイレブースが設置してあります。使用済みの
携帯トイレは、登山口や屋久杉自然館前の回収箱に捨ててください。
※携帯トイレの利用促進についてのご案内
- 避難小屋宿泊の場合は、夜間はトイレの位置がわかりにくく危険ですので、明るいうちにトイレの位置を
確認しておいてください。
◇屋久島の山岳部では下記の場所にトイレがあります◇
- 荒川ルート: 荒川登山口・小杉谷山荘跡・大株歩道入口・高塚小屋・新高塚小屋
- 淀川ルート: ヤクスギランド入口・淀川登山口・淀川小屋
- 楠川・白谷ルート: 白谷雲水峡入口・白谷山荘
- その他: 鹿之沢小屋・石塚小屋
◆たき火はやめて!◆
山中でのたき火は火事の原因ともなりますので止めてください。
◆山に動物を連れて行かないで!◆
貴重な生態系に重大な悪影響(伝染病など)を与える恐れがあります。
また、ほかの登山者の迷惑にもなりますので、山に動物を連れて行かないでください。
(盲導犬・介助犬・聴導犬は除く)
◆サルやシカに餌を与えないで!◆
野生動物は野生のままが一番幸せです。
人間が餌を与えると野生本能を失うとともに、人間の食べ物の味を覚え農作物被害を引き起こすきっかけにもなります。
なお、サルは危険なので近づかないでください。
◆登山届は命を守るザイルです◆
登山の際は必ず登山届を提出してください。
万一、遭難した場合、登山届を提出していると捜索がスムーズに行われ、発見される可能性が高まります。
登山届は世界遺産センターにて入手、提出が可能です。
◇世界遺産センター以外での登山届入手場所および提出機関◇
屋久島警察署 屋久町安房304-42 TEL0997-46-2110
屋久島町役場宮之浦支所 屋久島町宮之浦1593 TEL0997-42-0100
〃 安房支所 屋久島町安房187-1 TEL0997-46-3221
〃 尾之間支所 屋久島町尾之間157 TEL0997-47-2111
その他、島内の交番、空港、港、各観光案内所、各登山口、民宿などの宿泊施設にも設置されています。
◆登山道は事前に確認を◆
登山道が荒れていたり、利用不能になっていることがあるので、登山を行う際は状況をよく調べてください。
荒川登山口から縄文杉往復、淀川登山口から宮之浦岳往復には徒歩で9〜10時間程度を要します。
◆十分な装備で◆
海岸部は天気がよくても、山岳部の天気は急変するので登山用の雨具は必需品です。
また、日帰りでも非常用に防寒衣(冬は−10℃〜−15℃に下がります)・食糧
(チョコレートやアメなど)・懐中電灯・地形図・コンパス・警笛・携帯電話(無線機)
も必需品です。
服装は、長袖・長ズボン(半ズボンはケガのもと)・登山靴(シューズ類は滑りやすい。
ただし、スパイク付は木の根を傷めます。)を用意してください。
ストックを使用される方は、登山道を傷めないようにストックの先端にゴムキャップを
付けてください。
◆登山道から外れない◆
屋久島の山は道に迷いやすく、いったん登山道から離れると遭難する恐れがあります。なお、せまい登山道では原則登り優先で譲り合いましょう。
また、登山道を外れることは、貴重な植物の踏みつけなど森林生態系へ悪影響を及ぼします。
さらに登山道周辺においては落石・落枝の危険も予想されますので、くれぐれも安全には
ご注意ください。
◆道に迷わないように気をつけましょう◆
沢伝いに川を下ることは、滝が多く大変危険です。絶対に沢へは降りないでください。
もし、道に迷ったら体力を消耗しますので、むやみに動き回らないようにしてください。
また、救助用に警笛や携帯電話を持参することを勧めます。
◇屋久島山岳情報◇
鹿児島県警察 屋久島山岳情報及び登山届について
◆宿泊は避難小屋で◆
山での宿泊は避難小屋を使用してください。
避難小屋は下記の6ヶ所で、いずれも無料ですが無人小屋のため、炊事設備も電話もありません。
5月の連休や夏休み期間をはじめ、冬を除く季節は混み合いますので、避難小屋は
みんなで譲り合って使用してください。
荒川登山口から縄文杉へ、淀川登山口から宮之浦岳への登山は、往復9〜10時間程度で、それぞれ日帰りも
可能です。特に5月の連休等では日帰り登山をお勧めします。
◇避難小屋(およその収容人員)◇
- 白谷山荘 (40人)
- 高塚小屋 (14人)
- 新高塚小屋 (40人)
- 鹿之沢小屋 (20人)
- 淀川小屋 (40人)
- 石塚小屋 (14人)
▼ 携帯電話利用可能地域
荒川登山口、淀川登山口やほとんどの山中で携帯電話は通じません。
縄文杉デッキ、宮之浦岳山頂、永田岳山頂、黒味岳山頂、栗生岳山頂、太忠岳山頂、投石平など一部
地域で一部の携帯電話は通じますが、むやみに使うと自然の雰囲気を楽しむ他の登山者を不快にさせま
すので、非常時以外は使用しないでください。
◇主な携帯電話利用可能な地点◇
縄文杉デッキ、夫婦杉、宮之浦岳山頂、永田岳山頂、黒味岳山頂、栗生岳山頂、太忠岳山頂、投石平、
その他、種子島が見える場所などの一部地域。
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