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ウミガメの生態
ウミガメは爬虫類カメ目のウミガメ科とオサガメ科の総称で、現在、世界で7種類が知られています。
屋久島に上陸するのは主にアカウミガメとアオウミガメで、そのほとんどはアカウミガメです。
ウミガメは、一生のほとんどを海の中で暮らし、産卵の時だけ砂浜に上陸します。
日本で生まれた子ガメたちは、太平洋で回遊生活を送った後、日本近海で生活します。
親ガメになるのに30年ほどかかるといわれています。
心配されていること
ウミガメは、4月下旬頃から始まる産卵シーズンになると、夜の浜に上陸し、産卵場所を探して気に入った場所を見つけると穴を掘って卵を産み落とします。
ところが、ウミガメは光や人の気配に非常に敏感なため、人が夜の浜を歩き回ったり、懐中電灯を使ったりすると、上陸をやめ、卵を産み落とす前に海に帰ってしまいます。
また、7月上旬頃からふ化し始める子ガメについても、人が歩きまわることにより砂が踏み固められ、砂の中から出てこられずに死んでしまうことや、
走光性(光に近づく習性)を持つため、街灯や車のライトなどの影響が心配されています。
絶滅危惧種ウミガメ
アカウミガメとアオウミガメは、世界的にはジャイアントパンダと同じくらい絶滅の危機に瀕していると言われています。
国内でも環境省がレッドリストを、水産庁が日本の希少な野生生物に関するデータブックを作成し、ウミガメを絶滅の危険がある動物として掲載しています。
国際自然保護連合(IUCN)による絶滅の危機性による分類
| 分類 |
主な動物 |
ウミガメ |
| 絶滅危惧TA類(CR) |
ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの |
オランウータン シーラカンス |
タイマイ オサガメ |
| 絶滅危惧TB類(EN) |
TA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの |
ジャイアントパンダ シロナガスクジラ |
アカウミガメ アオウミガメ ヒメウミガメ |
| 絶滅危惧U類(VU) |
絶滅の危険が増大している種。近い将来「絶滅危惧T類」のランクに移行することが確実と考えられるもの |
マッコウクジラ ジュゴン |
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