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屋久島山岳部のトイレは、登山者の急増により、自然環境への影響が懸念されるとともに、
長い待ち時間や悪臭などが問題となっています。
今後、山岳部トイレの改修・整備を進めていくとともに、し尿の全体量の削減が不可欠で
あることから、各関係機関と協力して携帯トイレの導入を進めています。
平成21年 携帯トイレ導入試験
平成21年5月2日〜5日、携帯トイレ導入に向けた検討の材料とするために、導入試験を
実施しました。この導入試験の結果をもとに、常設の携帯トイレブースの設置場所や数、
使用済み携帯トイレの回収頻度、販売体制の構築等について検討しました。
【実施期間】
平成21年5月2日(土)〜5月5日(火)
【実施概要】
- ゴールデンウィークの荒川線車両乗入れ規制に伴うシャトルバス運行にあわせて実施。
- 高塚小屋など11箇所の常設携帯トイレの整備候補地に仮設携帯トイレブースを設置し、
携帯トイレの使用頻度等を把握。
- 使用済み携帯トイレの回収は、荒川登山口など4箇所の登山口及び屋久杉自然館前に
設置した回収箱にて行った。
- 期間中は、登山口や携帯トイレブース前に指導員を配置するとともに、
登山口にて下山者からの携帯トイレ使用に関するアンケート調査を実施。
- 携帯トイレは島内の登山用品店、土産物店、ホテル、登山口で販売。
【携帯トイレブース・回収ボックス・監視員 設置場所】
▼ 実施結果
▼ アンケート結果
【効果】
- 携帯トイレ利用者の約83%が使い心地が良いと回答し、利用者の評価が高かった。
- 例年ゴールデンウィークに多数認められる花之江河におけるトイレ跡がほとんど
見当たらなかった。
- 大株歩道入口トイレの混み具合が大幅に軽減された。
- 淀川〜宮之浦岳ルートで携帯トイレの利用率が高く、登山者の意識の高さが明らかになった。
【課題】
- 少数ではあるが、使用済みの携帯トイレの放置が見られた。
- ヤクスギランド、自然館前の回収箱で、使用済み携帯トイレ以外のゴミが見られた。
- 既存のトイレで間に合うだろうという理由で携帯トイレを購入しなかった人も多く、必要性の
広報が大きな課題。
【その後の導入状況】
- 平成21年の夏から秋の67日間にかけて、長期的な導入を実施し、本格導入に向けた
更なる課題整理を実施。
▼ 現在の取り組み状況
■携帯トイレの利用
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