みどころ紹介
大山(だいせん)

[大山]
大山は中国地方の最高峰の山で、見る方角によって異なった姿を我々に見せてくれます。西側からの眺めは「伯耆富士(ほうきふじ)」「出雲富士」と呼ばれるような大変優美な姿ですが、北側や南側からは一変して風化・浸食によって崩れた姿が荒々しく、同じ山とは思えない様相です。神の山としてあがめられてきた大山は、古くからの史跡や神社・寺院が残されており、また、春の新緑、夏の登山、秋の紅葉、冬のスキーと四季を通じて魅力的です。名所旧跡や豊かな自然を求めて多くの人が訪れています。
大山滝(だいせんだき)

[大山滝]
加勢蛇川上流の大山滝は落差37メートル。二段からなる美しい滝で、日本の滝百選に選ばれています。新緑、紅葉が美しく、周辺にはキャンプ場や駐車場を有した一向平があります。
船上山(せんじょうさん)

[船上山]
船上山は、東、西、北側が断崖に囲まれており、頂上部は平坦であることから屏風のような山並みが広がっています。頂上へ向かう途中に落差60メートルの雄滝、雌滝の美しい景観を見ることができます。船上山は隠岐から脱出した後醍醐天皇ゆかりの地でもあり、史跡があちらこちらに残されています。
鏡ヶ成(かかがみがなる)

[鏡ヶ成]
擬宝珠山や象山、大山のマッターホルンと呼ばれている烏ヶ山に囲まれた鏡ヶ成は、盆地状の地形となっており、大山では希少な湿原が残されています。その周りをススキの草原が囲み、秋には銀色の美しい情景が広がります。キャンプ場、スキー場、宿泊施設が整っていることからレクリエーションの場としても利用されています。
蒜山(ひるぜん)

[蒜山高原]
なだらかな曲線が美しい蒜山三座(上蒜山、中蒜山、下蒜山)と呼ばれる山並みのふもとには高原が広がっており、ジャージー牛がのんびりと草をはんでいます。標高500〜600mに位置し、牧歌的雰囲気であることから「西の軽井沢」と呼ばれています。蒜山地方では昔から農畜産に利用するため山を焼いて草を育てており、毎年春に行われる恒例行事の一つとなっています。
毛無山(けなしやま)

[毛無山]
毛無山にはカタクリの群生地があり、そこから続く朝鍋鷲ヶ山周辺の尾根筋にはブナ等の自然林が残されていています。展望地としても素晴らしく、天候がよい時は大山や蒜山三座、弓ヶ浜半島まで見渡すことができます。
国賀海岸(くにがかいがん)

[摩天崖]
西ノ島の西岸にある国賀海岸には、日本海の激しい波により、玄武岩の海岸が削られて出来た崖や洞窟が8kmも続いています。海面から257mもの高さを誇る断崖の摩天崖やアーチ状の通天橋もその一部です。また、この切り立った崖の上には、対照的に牛や馬の放牧が行われている牧歌的な草原が広がっており、緑の草原と青い海、そして切り立った断崖が雄大な景観を形成しています。
明屋海岸(あきやかいがん)

[明屋海岸]
中ノ島の東側に位置する海岸地帯で、「明屋」の名前は、女神が海岸で身籠もり、産屋が明けた(子供が産まれた)という伝承から由来しています。海からは赤褐色の奇岩が立ち並ぶ海岸ですが、その沖合には日本最北となる造礁性サンゴが生息しています。
赤壁(せきへき)

[赤壁]
知夫里島の西海岸には高さ50mから200m程の高さの断崖が続いており、岩壁を構成する岩質の風化度合によって赤、黄、青など見える色が変化し、黒色の玄武岩との対比が美しく迫力ある景観となっています。その中心は「赤壁」と呼ばれ、昇竜岩と臥竜岩から成り、夕日を浴びるとその表面は深紅に輝きます。
ロウソク島

[ロウソク島]
島後の北西海岸にある尾白鼻の北東500mの沖合に浮かぶ小島で、高さが20mあるロウソク状の岩が海面から垂直に立っています。海上からしか見ることはできませんが、夕日がこの頂点に落ちると、まるで灯火のように見えるため、この名が付いたようです。
白島海岸(しらしまかいがん)

[白島海岸]
島後の最北端に位置する海岸で、国賀海岸と比較すると切り立った絶壁が少なく、全体的に穏やかな景観です。松島、沖島、白島など多くの島々が点在しています。特に沖島は天然記念物に指定されているオオミズナギドリの繁殖地です。
浄土ヶ浦(じょうどがうら)

[浄土ヶ浦]
島後北東部にあり、海中公園にも指定されている付近一帯を浄土ヶ浦と呼びますが、名前の由来は、京都の一休和尚がこの場所を見て極楽のように美しいと詠んだ狂歌からです。その海岸線は、様々な地層が露出し、風化、浸食に対する抵抗力の違いから、多彩な色や形の岩石から形成されています。
隠岐自然回帰の森

[乳房杉]
大満寺山、鷲ヶ峰、葛尾山といった山々が連なり、ウラジロガシを中心とする広葉樹林やスギの巨木がある天然林、樹齢800年で2.6mの乳根がある乳房杉が見られます。オキシャクナゲやオキサンショウウオなど、離島ゆえの固有種も生息している場所です。
出雲大社(いずもおおやしろ)

[出雲大社]
日本古来の神話の舞台である出雲を象徴する神社で、縁結びの神社としても非常に有名です。祭神は「因幡(いなば)の白兎」で有名な大国主大神(オオクニヌシオオカミ)で、毎年秋の旧暦10月は、一般には神無月と呼びますが、出雲地方では全国の神々が出雲大社へ集まる「神在月」(かみありづき)と呼び八百万の神々を歓迎します。 年間の祭礼や神事も数多く行われ、神々が人々と共に生活する舞台として全国の人々が訪れています。
日御碕(ひのみさき)

[日御碕]
島根半島西端に位置する日御碕は、世界の灯台100選にも選ばれた日御碕灯台や、日本神話にも関連する日御碕神社、ウミネコの集団繁殖地として天然記念物に指定されている経島があります。
日御碕は八束水臣津野命が他の土地を引き寄せた国引き神話の場所としても有名で、その海岸線は隆起海岸によって複雑な地形をしており、海岸から眺望できる出雲松島や桁掛半島が迫力のある景観を形成しています。
島根半島・加賀潜戸(しまねはんとう・かがくけど)

[加賀潜戸]
加賀潜戸は海食洞門で、潜戸鼻に近い洞窟は新潜戸、陸寄りの洞窟は旧潜戸と呼ばれています。新潜戸の内部は約200mもの長さで、神話では出雲大社の四神に数えられる佐太大神の生まれた場所と言われています。一方旧潜戸の内部は、入口は狭いものの、内部は約50mあり、石が積み上げられている様子から別名「賽の河原」と呼ばれています。
三瓶山(さんべさん)

[三瓶山]
男三瓶山、女三瓶山、子三瓶山、孫三瓶山などの山々が、中心にある室の内を囲んでいます。山頂付近は強風が常に吹くため、低木や草本のみが見られる風衝草原となっており、天候の良い日には山頂から、遠く日御碕や大山を眺望する事ができます。
また、山麓の草原地帯である北の原、西の原、東の原は、定期的な伐採や火入れ、放牧など人間の手を入れ続けた結果、森林にならず現在の牧歌的な草原環境を維持しています。四季折々に草原性の動植物が見られます。
3つの池について

[北の原]
三瓶山周辺には、浮布池、姫逃池、室の内池の3つの池があり、これらの池は三瓶山の火山活動と密接な関係があります。
周囲2kmの大きさがある浮布池は火山の噴出物が渓流をせき止めて形成されました。
北の原のカキツバタが天然記念物となっている姫逃池は、火山の噴出物の凹地にできた池です。特別保護地区にある室の内池は、三瓶山最後の噴火口の最低部に雨水が溜まって形成された火口原湖です。