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磐梯朝日国立公園の取組み

飯豊・朝日地域の保全活動

飯豊連峰での保全活動の写真

飯豊連峰での保全活動の様子

飯豊連峰・朝日連峰は、日本最大規模のブナを主体とする原生林が発達し、野生動物や植物の貴重な生息地となっているなど、原始性の高い自然が残っています。その一方で、登山道の荒廃が課題となっているのが現状です。国、県、市町村、民間団体等当該地域に関わる人たちで飯豊連峰保全連絡会・朝日連峰保全協議会を立ち上げ、原始性の高い当該地域の自然を維持していくために、10年以上も保全活動に取り組んでいます。

  • 令和3年度に、今までの取組みを踏まえ、登山道における荒廃した自然を復元するためのマニュアル(登山道修復技術マニュアル)を作成しました。こちらからダウンロードしてください。
  • ※印刷する際は、「A4用紙」「両面印刷」「短辺とじ」を推奨します。

外来植物対策

磐梯朝日国立公園には、特定外来生物のオオハンゴンソウやセイヨウタンポポなどの外来植物が侵入しており、裏磐梯や浄土平ではオオハンゴンソウを、月山では高山帯に侵入したセイヨウタンポポなどの除去作業を行っています。

雄国沼マイカー規制

雄国沼では、レンゲツツジやニッコウキスゲの時期にマイカー利用が集中するため、6月中旬から7月中旬までマイカー規制を行っています。代替の交通手段として協議会によりシャトルバス(有料)が運行されています。

パークボランティア活動

ブナの新緑観察会の写真

ブナの新緑観察会

裏磐梯地区と羽黒地区では、自然解説や美化清掃、自然調査などを行うボランティアの方々が活躍しています。また、ビジターセンターを活動拠点に自然観察会やスノーシュートレッキングなど自然に親しむためのイベントを行っています。
スノーシュートレッキングの写真

スノーシュートレッキング