竜串は、古くから奇岩景勝地、多様な造礁サンゴからなる豊かな海中景観で知られてきましたが、さまざまな人間活動や自然災害によって、海を取り巻く環境が大きく変化し、サンゴ群集の衰退が進んでいます。本来、竜串の海がもっていた自然の豊かさを再認識し、山・川・海、そして人々のくらしのつながりをよりよい形に近づけていくことで、サンゴをはじめとした多くの生き物が豊かに暮らしていけるように、竜串自然再生事業を多様な主体の参画・連携のもと、行われています。
高知と愛媛の県境に位置する篠山地区の山稜部は、アケボノツツジの群落地として開花シーズンには多くの登山者が訪れます。けれども平成5,6年頃から、ニホンジカの食害によって林床を覆っていたミヤコザサの衰退から、表土の流出や土壌の浸食が起こり、アケボノツツジが根返り(倒木)など、群落に影響が出るようになりました。このため、篠山地区本来の景観の維持と再生を目指し、平成14年度からグリーンワーカー事業として保全のための取り組みが実施されています。

公園海域のサンゴ群集を保全するため、地域と一体となったさまざまな取り組みや事業が行われています。

[オニヒトデ駆除]