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平成24年の繁殖期にはヒナ8羽が誕生し、8羽全てが無事に巣立ちました

 トキの飼育繁殖は、平成11年に中国から贈呈されたペアによる取り組みから順調に進んでいます。
 平成20年9月25日には10羽のトキを野生下に放鳥しました。佐渡島の空にトキが羽ばたくのは昭和56年に野生下にいたトキを一斉捕獲して以来、27年ぶりのことでした。これ以降、平成24年10月までに計7回、108羽を放鳥しています。
 放鳥されたトキは平成22年、23年と2年続けて野外で営巣し、産卵しましたが、いずれもヒナは生まれませんでした。
 平成24年の繁殖期には前年の2倍以上の18ペアが営巣し、その中の3ペアからヒナ8羽(3羽と3羽と2羽)が誕生しました。8羽全てが無事巣立ち、現在は巣のある林の周辺で親鳥とともに生活しています。
 野生下でヒナが誕生したのは昭和51年以来36年ぶり、巣立ったのは昭和49年以来38年ぶりのことです。野生での定着に向けて、一つの関門を越え、新たなステージに入ったと言えます。
 9月28日からは第7回目となる放鳥を行い、17羽を野生下に放鳥しました。さらに個体数が増え、来年の繁殖期には今年以上にヒナの誕生が期待されます。


ご注意ください! 種の保存法
トキは種の保存法で、個体の捕獲や譲渡等が規制されています。例えば、拾ったトキの羽を他人に譲り渡す等の行為は法律違反となりますので、ご注意ください。