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環境技術実証モデル事業検討会
山岳トイレし尿処理技術ワーキンググループ会合(第5回) 議事要旨



1. 日時:平成16年2月5日(木) 13:30~15:30
2. 場所:港区立生涯学習センター304号室
3. 議題:
報告
(1)山岳トイレし尿処理技術ワーキンググループ会合(第4回)報告
(2)富山県での実証試験進捗状況
議案
(1)平成16年度山岳トイレし尿処理技術実証試験要領暫定版(案)について
(2)平成16年度山岳トイレ技術分野の実証機関の公募について
(3)その他
4. 出席検討員:柏原一正、櫻井敏郎、鈴木富雄、森武昭(座長)、吉田孝男、渡辺孝雄
5. 配布資料
資料1 山岳トイレし尿処理技術ワーキンググループ会合(第4回)議事要旨 [PDF 27KB]
資料2(参考1) 平成16年度山岳トイレし尿処理技術実証試験要領暫定版(案) [PDF 151KB]
資料3 平成16年度環境技術実証モデル事業山岳トイレ技術分野における実証機関の応募の受付開始について [PDF 110KB]
資料4 平成16年度山岳トイレ技術分野における実証機関選定の観点(案) [PDF 11KB]
6. 報告
(1)山岳トイレし尿処理技術ワーキンググループ会合(第4回)報告
 ・・・資料1に基づき、事務局が第4回会合の議事要旨について説明。

(2)富山県での実証試験進捗状況の報告
 ・・・事務局が説明。

 
7. 議事
会議は公開で行われた。
 ・・・事務局より資料2~4に基づき、議案1,2について説明。

(1)議案1について

○実証試験要領暫定版(案)における用語の整理(全体)

  • 「装置」と「技術」、「運転」と「稼動」や「装置」と「実証装置」等の違いを把握し、適切に使い分けることが必要である。

○「4.実証機関」について(P6、16行目)

  • 継続調査の必要性がある場合は、実証機関は実証申請者に調査を継続するよう助言することが望ましい。しかし、試験実施場所を使用できる期間が決まっている場合などは調査の継続は困難である。また、実証申請者へのプレッシャーにならないよう、事前に本事項の趣旨を実証申請者に伝えることが必要である。

○「IIIの[1]の自然環境条件」について(P9、11行目外)

  • 日射量の測定は、測定器自体も高価であり、測定方法も容易でない。しかし、晴れている時間もしくは、日が当っていたかどうかを知ることは実証試験を行う上で必要となるので、「日射量」を「日照時間」とした方がよい。

○「表5:稼働条件・状況実証項目の測定方法と頻度の№8.気温:測定方法」について(P20)

  • 気温の測定を自動測定にすることで、気温の変化を把握することができ、また測定者への負担も軽減できる。

○「表7:室内環境実証項目の№3.快適性」について(P21)

  • 快適性を測定することは非常に難しい。快適性はトイレの利用頻度と関係が強く、測定時期によって結果が大きく異なる可能性がある。調査時期や適切な把握方法を検討する必要がある。

(2)議案2について

  • 平成16年度の実証機関について、公益法人及びNPO法人も対象とすることと、募集期間を2月中旬から3週間程度とすることについて、了承する。

(3)まとめ

  • 本会合中に試験要領に関して出された意見は、環境省と事務局で協議した後、(案)がとれた暫定版として委員全員に配布するとともに、実証機関の公募参考資料とし、次回の会合で確定版とすることで了承された。

(4)次回会議の日程について

  • 次回の日程は、3月9日(火)午後1時30分からとすることで了承された。