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事例とデータベース

ソニー株式会社

所在地:
〒108-0075 東京都港区港南1-7-1
問合せ先:
CSR部
Tel.:03-6748-2111(代)
URL:http://www.sony.co.jp/
問合せフォーム:http://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/contact

企業・CSR概要

ソニー株式会社(以下、ソニー)は、1946年に設立された電気機器メーカーです。ソニーグループとしては、エレクトロニクスの他、ゲーム、映画、音楽、金融、医療など様々な分野で業務を行っています。

ソニーのCSR活動は、イノベーションと健全な事業活動を通じて、企業価値の向上を追求するものです。現在は、これまでの事業活動の基盤強化と継続的な企業価値の向上に向けて7つのCSR重点領域を特定し、活動の推進に取り組んでいます。

ソニーでは、地球環境が保全され、将来にわたり健全で持続可能な社会を実現するために、自らの環境負荷をゼロにすることを目指す長期環境計画「Road to Zero」を設定しています。目標年の2050年から逆算して、気候変動、資源循環、化学物質管理、生物多様性の4つの視点に対し、商品のライフサイクルのステージごとに具体的な目標を定めています。2011年度から2015年度までの環境中期目標「Green Management2015」では、ほぼすべての項目で目標を達成しました。2016年度からは「Green Management 2020」の達成に向けた施策を行っています。

その他、次世代教育活動「ソニー・サイエンスプログラム」をはじめ、グローバルな事業展開を行う観点から、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献や緊急災害時の支援などを行い、持続可能な社会の構築への貢献を目指して活動しています。

代表的なプロジェクト

  • 事例の分類:天然林保全

プロジェクト名称

スマトラ島森林保全プロジェクト

活動場所

インドネシア共和国スマトラ島

プロジェクトの概要

スマトラ島の熱帯林は、世界でも最も豊かな生物多様性を誇る地域の一つです。しかし、過去30年ほどの間に熱帯林は急速に減少し、多くの動植物が絶滅の危機に瀕しています。ソニーでは、国際森林年であった2011年からWWFジャパンと協力してスマトラ島南部に位置する、「ブキ・バリサン・セラタン国立公園」を中心に森林保全活動を支援する取り組みを始めました。現地での活動支援のほか、ソニーの得意分野を活かして、この問題を広く伝えるためのコミュニケーション活動のサポートもしています。

インドネシアにおける熱帯林減少の状況
インドネシアにおける熱帯林減少の状況

東南アジアのスマトラ島は、日本の面積の約1.25倍にもなる、世界で6番目に大きな島です。かつて島全体を覆っていた熱帯林が、急激に失われています。とりわけ、過去25年間の減少が著しく、1985年から2012年にかけて、半分以上の森林が消滅しました。島に広がる低地の熱帯林は、今のまま伐採が進んだ場合、近い将来に消滅すると危惧されています。
また、近年インドネシアでの野焼きによる森林火災が延焼し、火災により引き起こされた「煙害(ヘイズ)」は、インドネシアだけではなく、マレーシア、シンガポールなど近隣国での大気汚染を悪化させており、熱帯雨林に住む動物だけではなく、住民の健康に影響を及ぼすなど、大きな社会問題になっている他、大量の二酸化炭素が排出され、地球温暖化の観点でも問題視されています。

このためソニーでは、WWFジャパンが現地で取り組む「植林活動」「森林及び野生生物の調査」「エレファントパトロール」「地域の農業支援」などが集う全般を支援しています。

エレファント・パトロール
エレファント・パトロール

プロジェクトの特徴

このプロジェクトのゴールは、持続可能な方法で地域住民の生計が維持され、地域全体でスマトラ島の森林と絶滅危惧種が保全されることです。このようにスマトラ島の森林が保全されることは、地球温暖化の防止にもつながります。ソニーでは現地活動の支援だけでなく、スマトラ島の森林が置かれている危機的な状況や、保全活動の様子を的確に、より多くの人々に伝えるための、コミュニケーション活動の支援に力を入れています。ソニーらしさを活かしたコミュニケーション手法で、これまで森林保全に関心がなかった人々にも情報を伝え、この問題への認識を高めたいと考えています。

その一環として、2012年のエコプロダクツ展への出展、プロジェクトホームページでの発信を充実させたほか、新たにフェイスブックの立ち上げ支援など、新しい形の情報発信に取り組んでいます。また、インドネシア現地に対しては、デジタルビデオカメラやデジタルカメラ、デジタル録画双眼鏡、PCなど自社製品を寄贈し、現地での活動に役立ててもらっています。

自社製品をインドネシアでの活動でも活用
自社製品をインドネシアでの活動でも活用

スマトラの森林減少の大きな原因として、天然林を伐採して製紙原料となるアカシアなどの植林を行うことや、アブラヤシ農園の拡大による森林の農地への転換が挙げられます。スマトラ産の紙やパーム油は、世界中に輸出されており、日本でも使用されています。
ソニーでは森林資源から作られる紙の重要性を認識し、事業所内での環境配慮評価プログラムの項目に紙の使用量削減やCSR調達を含め、商品の取扱説明書などのペーパーレス化を進めています。

コミュニケーション活動の課題は、日本からは遠く感じられるスマトラのプロジェクト実施地域と、社員や消費者を始めとするソニーに関わる人々との距離を縮めていくことです。このため、多くの人に関心を持ってもらい、行動を起こしてもらうことを目指し、ソニーグループ共通のポイントプログラム「ソニーポイント」による寄付受付などを実施しています。

(2017年3月更新)

企業による森林保全活動の事例一覧

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インドネシア・ブロモ・テンゲル・セメル国立公園熱帯高地林回復プロジェクト
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本田技研工業株式会社
高い活着率を誇る植林活動
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ソニー株式会社
スマトラ島森林保全プロジェクト
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ダイキン工業株式会社
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株式会社フェリシモ
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株式会社フルッタフルッタ
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ミサワホーム株式会社
木材調達ガイドラインの策定
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三井住友海上火災保険株式会社
インドネシアの野生動物保護林の修復と再生
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三菱商事株式会社
熱帯林再生実験プロジェクト(マレーシア、ブラジル、ケニア、インドネシア)
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株式会社 明治
アグロフォレストリーチョコレートの開発・販売
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