本文先頭へ


小国杉の生育地

小国杉の生育地 位置図
小国杉の生育地
No. 43-4
名称 小国杉の生育地
ふりがな おぐにすぎのせいいくち
所在地 熊本県阿蘇郡小国町
選定基準1 -(非該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 (選定条件は満たさないが保全の必要性が高い里地里山:環境モデル都市「地熱とバイオマスを活かした農林業タウン」構想を通じた生物多様性保全が実現している地域)
県の最北端、阿蘇外輪山の外側に位置する、地熱などを活用した特有の里地文化が形成された農山村地域であり、小国スギ植林地を中心とした里地里山が対象である。古くから林業の盛んな地域であり、多様な林分が形成され高齢林も多く残されている。管理の行き届いた林内は明るく、林床の下層植生が繁茂し、低木層までよく発達しており、キエビネなどの希少植物が確認されている。また、集落周辺のクヌギ林では、シロハラやジョウビタキなど多くの野鳥が冬越しをしている。
保全活用状況(取組状況)
  • 杉材の需要拡大に取組み、木材出荷量の維持、増加を目指す事により、適切に管理された杉林の保全を図っている。
活動主体 小国町、小国町森林組合
その他参考情報
  • カーボンオフセット事業の取り組みにより、杉林そのものに付加価値を付け、維持管理費を捻出、杉林の保全に役立てている。
  • 森林管理認証(SGEC)を取得(一部)
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。