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秋吉台地域

秋吉台地域 位置図
秋吉台地域
No. 35-5
名称 秋吉台地域
ふりがな あきよしだいちいき
所在地 山口県美祢市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 県の中央部に位置する日本最大の石灰岩台地であり、台地上にネザサ・ススキ群落が広がる広大な草地である。
数百年前から、山焼きや放牧、採草、肥沃な土壌が形成される窪地でのドリーネ耕作が行われてきた地域であり、良好な草地環境が形成・維持されてきたことから、希少種をはじめ、この環境に依存する多様な生物が生息・生育している。
保全活用状況(取組状況)
  • 景観維持の観点から市が公的行事として「山焼き」を実施している。
  • 現在は、農業土地利用はほとんど行われなくなったが、毎年の山焼きによって維持されている広大な草地が、かつての土地利用の痕跡を留めている。
    様々な主体が、協議会や協会の活動と連携しつつ、生業の継承(山焼きやドリーネ畑復活)、自然環境保全のための調査など、多様な取組を行っている。
活動主体 秋吉台地域エコツーリズム推進協議会、秋吉台地域エコツーリズム協会(エコツーリズムの実施組織)、秋吉台エコミュージアム(モニタリング調査)
その他参考情報
  • 「秋吉台地域エコツーリズム推進協議会」を設置し、地域ぐるみの推進体制を構築
  • 石灰岩地帯の体験農園で、伝統的なドリーネ耕作を試行
  • Mine秋吉台が日本ジオパークに認定(平成27年9月4日)
  • 秋吉台国定公園、ラムサール条約湿地
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。