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三瓶山(北の原・東の原)

三瓶山 位置図
三瓶山(北の原・東の原)
No. 32-4
名称 三瓶山(北の原・東の原)
ふりがな さんべさん(きたのはら・ひがしのはら)
所在地 島根県大田市、飯石郡飯南町
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 男三瓶山の裾野に草地や疎林が広がる北の原、女三瓶山、日影山、大平山の裾野に草原が広がる東の原が対象である。
牛の放牧地としての利用、草刈り等を通じて良好な草原環境が保たれていることから、希少種の生息・生育が確認されている。北の原では、カキツバタ群落からなる浮島を有する姫逃池にヒメミクリなどが生育しているほか、里地里山に特徴的な種であるハッチョウトンボも確認されている。また東の原は、ダイコクコガネやゴホンダイコクコガネなど牛糞を餌とする昆虫も多く、草原性の動物の貴重な生息場所となっている。
保全活用状況(取組状況)
  • 北の原では、草原の草刈りが行われている。また、姫逃池カキツバタ保全活動(姫逃池の環境を保全するため、地元ボランティアにより外来種等の草刈り)を実施し、環境保全に努めている。
  • 東の原は、牛の放牧地として活用されている。また、地域で絶滅が心配されるチョウ類の生息環境保全を図っている。
活動主体  
その他参考情報
  • 北の原は、モニタリングサイト1000里地調査(コアサイト)として、長期間(100年)のモニタリング調査を実施中である。
  • 大山隠岐国立公園、三瓶山風致探勝林
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。