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中海周辺

中海周辺 位置図
中海周辺
No. 31-2、32-1
名称 中海周辺
ふりがな なかうみしゅうへん
所在地 鳥取県米子市、境港市
島根県松江市、安来市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 宍道湖と大橋川で結ばれた西日本最大の汽水湖である中海本体と、大橋川を除く中海に直接流入する河川の全集水域を対象とする。人と湖とのかかわりは深く、中海の恵みに支えられた生活が営まれてきた地域である。
市街地近郊に里地・里山・里湖がまとまる珍しい事例であり、湖沼周囲の農地がガンカモ・ハクチョウ類、猛禽類の採食地となっていることから、西日本最大のコハクチョウの集団越冬地であると同時に、日本有数のカモ類の越冬地となっている。また、湖周囲のヨシ原は、コヨシキリなどの重要な中継地となっている。
保全活用状況(取組状況)
  • 渡し船を使った自然観察会を実施している。
  • 陸域は水田、水域は漁などに利用されている。
  • 中海は米子水鳥公園の運営により、自然環境に直接触れる場、環境教育の場として活用されている。
  • 渡り鳥等の野鳥観察や水生生物の調査などに活用されている。
活動主体 中海自然再生協議会
その他参考情報
  • 「中海自然再生協議会」が設立され、アマモ場の再生、河川の水質浄化、休耕田の有効利用等を掲げて、自然再生事業に取り組む。
  • 水郷松江を構成する自然景観として保全対象となっている。
  • 国指定中海鳥獣保護区中海特別保護地区に指定されており、環境の保全・鳥獣の保護が図られている。
  • 宍道湖北山県立自然公園、清水月山県立自然公園、ラムサール条約湿地、重要野鳥生息地(IBA)、日本の重要湿地500
保全活用施策(実施状況等) 中海自然再生全体構想(中海自然再生協議会)

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。