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いなみ野ため池ミュージアム

いなみ野ため池ミュージアム 位置図
いなみ野ため池ミュージアム
No. 28-5
名称 いなみ野ため池ミュージアム
ふりがな いなみのためいけみゅーじあむ
所在地 兵庫県明石市、加古川市、加古郡稲美町、高砂市、加古郡播磨町
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 明石川から加古川にいたる印南野台地は、約600におよぶため池が残存しており、日本有数のため池密集地となっている。
貧栄養から富栄養まである大小様々なため池や周辺農地を結ぶ水路によって、湿地性の植物や昆虫類など多様な動植物の生息するエコトーンが形成されており、ベニイトトンボ、ゲンゴロウ、メダカ、カスミサンショウウオなどの絶滅危惧種も多く確認されている。現在、東播磨地方の5市町が連携し、水辺を活かした新たなふるさとづくりに向けてエコミュージアム事業(いなみ野ため池ミュージアム)に取り組んでいる。
保全活用状況(取組状況)
  • ため池管理者と地域住民らが協力してため池を守り育てようとする活動や、ため池のさまざまな機能の維持やさらなる高まりをめざすNPO活動が活発に繰り広げられている。
  • 明石市の金ヶ崎公園では、明石市環境基本計画推進パートナーシップ協議会(エコウイングあかし)による里山エリアの保全整備活動が行われている。また、学校園等の環境体験の場として利用されており、植生調査も行われている。
  • 加古川市では、寺田池をはじめとする、ため池群では各団体が「かいぼり」や清掃・環境教育を実施している。
活動主体 いなみ野ため池ミュージアム活動実践グループ(各市町ため池協議会連絡会、ため池協議会、広域的な専門活動グループ)
その他参考情報
  • 播磨中部丘陵県立自然公園(一部)、日本の重要湿地500、ため池100選
保全活用施策(実施状況等) 「いなみ野ため池ミュージアム」

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。