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神於山地区・意賀美神社

神於山地区・意賀美神社 位置図
神於山地区・意賀美神社
No. 27-2
名称 神於山地区・意賀美神社
ふりがな こうのやまちく・おがみじんじゃ
所在地 大阪府岸和田市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 神於山は、市のほぼ中央に位置する独立峰で、古くから市民に親しまれてきた。隣接する意賀美神社の社寺林は、コジイを主とする典型的な暖地性照葉樹林をなし、神於山と一帯となって里地里山を形成している。
神於山は、耕作や採集など里山として利用されながら、信仰の山としての側面をもち合わせており、ケヤキ-エノキ林、アカシデ林、ハンノキ林などの二次林、ため池などを含む良好な森林環境が保たれていることから、里地里山に特徴的かつ希少な種であるナニワトンボやオオムラサキがみられる。また、豊かな里地里山生態系のシンボルであるオオタカ、サシバの生息も確認されている。
保全活用状況(取組状況)
  • 地域の保育所、幼稚園から高校まで多くの教育機関が環境学習の場として活用している。
  • 2004年、自然再生推進法に基づく協議会が組織され、地域住民、団体、企業、行政、教育機関など多様な主体が参画し、神於山地区自然再生全体構想、実施計画に基づき間伐、植林、道整備が行われている。
活動主体 神於山保全活用推進協議会
その他参考情報
  • 担い手づくりの仕組みとして、岸和田市の里山ボランティア育成入門講座が用意されている。
  • 地区内に神於寺、意賀美神社など歴史的資源が存在している。
  • 地区の麓に設けられた農産品直売所「愛彩ランド」を起点に地区への来訪者が増え、自然とふれあう機会が増している。
保全活用施策(実施状況等) アドプトフォレスト制度(大阪府)

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。