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高安地域の里山

高安地域の里山 位置図
高安地域の里山
No. 27-10
名称 高安地域の里山
ふりがな たかやすちいきのさとやま
所在地 大阪府八尾市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 市の東部、高安山山麓に位置し、約400の小規模なため池を中心に農地、後背山林とが一体となった多様な環境が残されている地域である。
地域に伝わる伝統的な管理方法である「ドビ流し」によって多くのため池が良好な状態で保全されており、希少種であるニッポンバラタナゴの生息が確認されている。希少種の生息環境保全・再生の取組によって、当該里地里山全体の保全、その他さまざまな種の保全につながっており、ハヤブサやウラナミジャノメ、メダカ、アベマキなど里地里山に特徴的な動植物も確認されている。
保全活用状況(取組状況)
  • 環境パートナーシップ協議会「環境アニメイティッドやお」が取組む事業として、ニッポンバラタナゴなどの高安山の生物多様性保全の観点から森林整備活動や森林ボランティアを養成する講座などを実施している。
  • 地域のNPO、市民団体により、高安自然再生定期活動、楽音寺森林整備定期活動、ニッポンバラタナゴ保護池の定期調査活動が行われている。
  • 伝統的水管理法の池干し再現により、希少種生息環境の再生に取り組んでいる。
活動主体 環境アニメイティッドやお、高安自然再生協議会に加入している市民団体など
その他参考情報
  • 多様な主体(ボランティア・行政等)により自然再生推進法に基づく協議会を設立し、ニッポンバラタナゴを含む生物多様性保全活動が行われている。
  • 金剛生駒紀泉国定公園、日本の重要湿地500
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。