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東京大学演習林生態水文学研究所赤津研究林白坂小流域

東京大学演習林生態水文学研究所赤津研究林白坂小流域 位置図
東京大学演習林生態水文学研究所赤津研究林白坂小流域
No. 23-3
名称 東京大学演習林生態水文学研究所赤津研究林白坂小流域
ふりがな とうきょうだいがくえんしゅうりんせいたいすいぶんがくけんきゅうじょあかづけんきゅうりんしらさかしょうりゅういき
所在地 愛知県瀬戸市
選定基準1 -(非該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 尾張東部丘陵に位置し、1922年に設置された大学演習林であり、地域の任意団体がサポーターとして関わりながら活用されている「赤津研究林白坂小流域(2.65ha)」が対象である。
およそ1300年前から窯業のための薪採取によりハゲ山となり、1917~18年にヒノキが植栽されたが生育は悪く、演習林創設後は自然の遷移を見守る管理に移行し、1955年には40~130年生アカマツを主林木とした針広混交林、現在ではヒノキ・アカマツ、落葉・常緑広葉樹の混交林となっている。直径5cm以上の樹木51種が確認されている。
保全活用状況(取組状況)
  • 1922年以降現在に至るまで、教育研究、社会貢献の場として東京大学により管理されている。
  • 1950、54、76、99、2007、14年に樹木調査を行っており、長期の樹木データがある。
  • 2004年度から、2.67haのうち1.0haが、環境省重要生態系監視地域モニタリング推進事業(モニタリングサイト1000)のコアサイト(サイト名は愛知赤津)に指定され、樹木のほか、落葉落枝、落下種子、地上徘徊性昆虫、鳥類などをモニタリングし、データを公開している。気象観測は1922年から、渓流の流量観測は1949年から現在まで連続して続けられている。
  • 「東京大学赤津研究林サポーターズクラブ シデコブシの会」によって自然観察会などが開催されており、身近な自然とのふれあいの場として活用されている。
活動主体 国立大学法人東京大学(所有者、管理者)、東京大学赤津研究林サポーターズクラブ シデコブシの会
その他参考情報
  • 生態水文学研究所は森林をフィールドとした教育研究を目的としている施設であるため、利用にあたっては研究所の許可が必要。(詳細は生態水文学研究所ホームページの利用の手続きを参照)
  • 生態水文学研究所は、東部丘陵生態系ネットワーク協議会の会員
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。