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中池見湿地

中池見湿地 位置図
中池見湿地
No. 18-2
名称 中池見湿地
ふりがな なかいけみしっち
所在地 福井県敦賀市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 市街地の北東に位置し、周囲を低山に囲まれた25haほどの小さな盆地状の湿地であり、かつては全域で営農が行われていた。
昔からの水田耕作によって張り巡らされた大小の水路や、水田、水たまりなどがモザイク状に組み合わさり、多様な水辺環境が作られ、60種以上の絶滅危惧種を含む約2,000種の動植物が確認されている。特にトンボについては70種以上が確認される日本屈指の生息地となっている。また、ノジコの渡りの中継地としても重要な地域である。
保全活用状況(取組状況)
  • NPOと行政が協働で、希少動植物の生育環境維持のため、水路掃除、江ざらいなど保全活動を実施している。
  • 草刈り、園路整備等の他、湿地に増加する外来種駆除を行っている。また、希少種が多い場所を重点区域として設定し、状況に応じた保全管理を行っている。
  • 学校や団体、企業等の受け入れを行い、観光・環境教育の場として活用されている。
活動主体  
その他参考情報
  • 湿地観察の拠点となるビジターセンターにおいて各種展示を行うとともに、定例観察会等のイベントを実施している。
  • モニタリングサイト1000里地調査(コアサイト)として、長期間(100年)のモニタリング調査を実施中である。
  • 越前加賀海岸国定公園、ラムサール条約湿地、守り伝えたい福井の里地里山30、日本の重要湿地500、天筒山風景林
保全活用施策(実施状況等) 敦賀市中池見湿地保全活用計画(策定中)

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。