本文先頭へ


丹生山地南部

丹生山地南部 位置図
丹生山地南部
No. 18-11
名称 丹生山地南部
ふりがな にうさんちなんぶ
所在地 福井県越前市、丹生郡越前町
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 豊富な水に恵まれ、里山に囲まれた標高150m前後の小盆地に水田が広がっている。
古くから米づくりが盛んな地域であり、ため池や用排水路、山ぎわ斜面からしみ出す湧水によって形成された湿地などモザイク状の土地利用が維持されており、こうした環境を利用する希少種が多数生息・生育するとともに、ハッチョウトンボやメダカなど里地里山に特徴的な種も多くみられる。また、希少種であるアベサンショウウオの国内最大の生息地として重要な地域である。
保全活用状況(取組状況)
  • 自然環境の保全再生のシンボルであるコウノトリの野外定着を通して、自然再生や活用を図る拠点として位置づけており、越前市や地元の自然再生団体、地域住民と連携して、生き物の保全、再生、活用を進めている。
  • 保全活用ビジョンに基づき、地元住民、専門家、関係団体、行政等が協力して、希少な野生生物を保全する指導員の養成、地元小中学校が行う環境教育の支援、エコキャンプの実施、ため池の生態を乱す外来魚の駆除等の事業に取組み、その成果を県内外へ情報発信している。
活動主体 越前市コウノトリが舞う里づくり推進協議会、水辺と生き物を守る農家と市民の会、しらやま振興会、コウノトリ呼び戻す農法部会、坂口エコメイト、坂口エコ農法部会、株式会社福井村田製作所、越前「田んぼの天使」有機の会
その他参考情報
  • 守り伝えたい福井の里地里山30、にほんの里100選
保全活用施策(実施状況等) 人とメダカの元気な里地づくりビジョン、「コウノトリが舞う里づくり戦略~生きものと共生する越前市を目指して~」(すべて越前市)

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。