本文先頭へ


砺波平野散居村(屋敷林に囲まれた農家住宅と水田が織りなす日本の原風景)

砺波平野散居村 位置図
砺波平野散居村(屋敷林に囲まれた農家住宅と水田が織りなす日本の原風景)
No. 16-4
名称 砺波平野散居村(屋敷林に囲まれた農家住宅と水田が織りなす日本の原風景)
ふりがな となみへいやさんきょそん(やしきりんにかこまれたのうかじゅうたくとすいでんがおりなすにほんのげんふうけい)
所在地 富山県砺波市(旧庄川町含む)、南砺市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 県西部の砺波平野に、カイニョと呼ばれる屋敷林に囲まれた民家が点在する散居景観が広がっている。
庄川扇状地上に、スギ主体の屋敷林や水田を中心としたモザイク状の土地利用が維持されており、屋敷林の果樹にはオナガやメジロなど里山の野鳥が集まる。また、屋敷林周辺には良好な水辺環境と水田・湿地環境が維持されていることから、ゲンジボタル、ヘイケボタルの生息が確認されている。
保全活用状況(取組状況)
  • 営農活動、蛍の観察会等
  • 自然豊かな農村環境等を維持保全し、後世へ守り伝える取り組みや、ホタルの棲む川など地域の生態系を学び、その保存にも取り組んでいる。
活動主体 砺波カイニョ倶楽部
その他参考情報
  • 砺波平野の散居景観の保全、伝統文化の発信、地域の賑わい創出のため、「となみ散居村ミュージアム」を建設。屋敷林に囲まれた敷地内には、散居景観の素晴らしさを感じ学べる「情報館」、昔ながらの暮らしを体験できる「伝統館」、伝統家屋に新しい居住スタイルを提案する「交流館」、砺波地域の民具を展示する「民具館」があり、多くの住民が散居景観や伝統文化の魅力にふれている。
  • 空き家となった住居を活用し、散居村での暮らし体験や大学のセミナー開催など県内外の方々を交えての勉強会や交流会を開催している。(砺波市)
  • にほんの里100選
保全活用施策(実施状況等) 多面的機能支払交付金の活用

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。