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ヒメサユリ群生地

ヒメサユリ群生地 位置図
ヒメサユリ群生地
No. 7-6
名称 ヒメサユリ群生地
ふりがな ひめさゆりぐんせいち
所在地 福島県喜多方市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 大部分が草地状で一部がアカマツ疎林の面積約3haの丘であり、周辺にはコナラやアカマツが優先する二次林が広がり、ヒメサユリが数万株以上自生している。
計画的な草刈りなどの管理により草地環境及びアカマツ疎林の環境が維持されており、ヒメサユリをはじめ、希少種であるキキョウやヒメシャガ、ギンランなど里山の植物を含む約200種の維管束植物の生育が確認されている。
保全活用状況(取組状況)
  • 乱獲により絶滅寸前であった昭和44年に、JAが地権者の同意を得て保護増殖に着手し、旧熱塩加納村では昭和54年に村花に指定し保護増殖に努め、群落を回復した。昭和59年からは、ひめさゆり祭りが開催され、賑わいを見せている。祭り開始当初は「ひめさゆり群生地」と呼称していたが、平成9年度より「ひめさゆりの丘」という表現が使われはじめた。開花時期には保護運営協力金として入場者1人200円の協力を求め遊歩道整備や群生地保護活動を実施している。
活動主体 ひめさゆり祭り実行委員会(市及び市民・市民団体等で構成、事務局:熱塩加納総合支所産業課)
その他参考情報
  • 6月6日を「ひめさゆりの日」と定め、郷土をこよなく愛し、ひめさゆりをとおして自然との共存を考え、何を成すべきかをみんなで語る日とする等の活動をしている。
  • 喜多方市の花に指定され、環境保全の啓蒙の一翼を担っている。
  • 池坊花逍遥100選で「喜多方市・ひめさゆりの丘」として認定。
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。