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鹿島台シナイモツゴの郷

鹿島台シナイモツゴの郷 位置図
鹿島台シナイモツゴの郷
No. 4-13
名称 鹿島台シナイモツゴの郷
ふりがな かしまだいしないもつごのさと
所在地 宮城県大崎市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 市の南部に位置し、ため池群が広がる、古くから稲作が盛んな地域である。
当該地域で絶滅したと思われてきた希少淡水魚シナイモツゴの発見を機に、シナイモツゴの生息環境が改善され、里地里山に特徴的な種であるメダカやギバチを含む多くの種の保全につながっている。また、豊かな里地里山生態系のシンボルであるオオタカの生息も確認されている。
保全活用状況(取組状況)
  • NPO法人シナイモツゴ郷の会と多面的機能支払交付金対象組織「農地・水山谷保全会」の共同で実施している。(H26に「シナイモツゴ」の生息地である桂沢ため池で、「ゼ二タナゴ」の放流に向けてゼニタナゴを捕殺するアメリカザリガニの生育状況調査・駆除活動を実施/H27に桂沢ため池に「ゼニタナゴ」放流を実施/山谷の里を流れる二級河川広長川において、水質調査・生物の生育状況調査を実施/地域内の農村環境保全活動を実施)
  • 環境省の絶滅危惧種にも指定され、大崎市指定の天然記念物「シナイモツゴ」を、NPO法人シナイモツゴ郷の会などが中心となり保護活動とともに生息地拡大のために放流活動を行っている。(シナイモツゴの里親活動が宮城県内の小学校にも広がっており、地元小学校児童が毎年地域のため池への放流活動を実施/シナイモツゴの保護活動としてため池のブラックバスの駆除実施/水質調査と生物の生育状況調査の実施)
活動主体 NPO法人シナイモツゴ郷の会、農地・水山谷保全会
その他参考情報
  • 地域一体での保護活動が展開されており、シナイモツゴの増殖を目的とした里親制度や持続的な生息地保全に向けた「シナイモツゴ郷の米」認証制度を確立している。
  • 生息地保護区(種の保存法)
  • 日本の重要湿地500
保全活用施策(実施状況等) 多面的機能支払交付金の活用

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。