本文先頭へ


久保川イーハトーブ世界

久保川イーハトーブ世界 位置図
久保川イーハトーブ世界
No. 3-5
名称 久保川イーハトーブ世界
ふりがな くぼかわいーはとーぶせかい
所在地 岩手県一関市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 伝統的な営みと景観が残る地域であり、水田やため地、雑木林といった様々な環境がモザイク状に広がる久保川流域の里地里山を「久保川イーハトーブ世界」と名付けている。
伝統的な維持管理手法によって水田環境や雑木林などモザイク状の土地利用が維持されており、サクラソウやカタクリなど里地里山の植物群落が残存している。また、600を超すため池が点在する独特な景観が形成されており、多様な水生生物の棲みかとなっている。
保全活用状況(取組状況)
  • 生物相モニタリング調査、久保川いきもの浄土館(ビジターセンター)の資料収集・展示管理、自然再生事業地における管理作業、観察会等の実施および学生実習等の受入を行っている。
  • 「久保川イーハトーブ自然再生協議会」を中心に、調査研究・モニタリング、環境学習やエコツーリズム、外来種対策などが継続されている。
活動主体 久保川イーハトーブ自然再生協議会、東北電労「歴史の森」育成協議会
その他参考情報
  • 対象地域内に敷地を持つ寺院が中心となり、地元集落、大学、行政など地域の様々な主体との恊働によって、豊かな里地里山が守り継がれている。
  • 東北電労「歴史の森」育成協議会と岩手南部森林管理署が「木の文化を支える森づくり」の協定を締結し、東北地方(新潟県含む)の歴史的建造物を維持していくために必要な大径・長尺の樹木を育てるため、ケヤキの植樹・下刈・除伐を行っている。
  • 第1回プロジェクト未来遺産
保全活用施策(実施状況等) 侵略的外来種の防除事業・湿地再生による「トンボ天国」事業(久保川イーハトーブ自然再生協議会)

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。