環境省>自然環境・生物多様性>自然再生ネットワーク>自然再生の取組事例>森・里・川・海をつなぐ自然再生(H16年度業務)>事例紹介[神奈川県鎌倉市]
自然環境に関する民間団体の活動について、河川、里山、森林、海辺などの各フィールドごとに、活動現場の取り組みを取材してきました。
神奈川県鎌倉市の都市公園(「鎌倉中央公園」)内で、残された谷戸田の生態系を保護し、農作などを体験できる仕組みが市民グループの働き掛けで実現した。地域の人に学ながら、稲作や畑作、雑木林の下草刈りを行い、子供たちへの環境教育の場になった。土地所有者から行政が土地を買い取る仕組みの都市公園で、かつて暮らしが作り出していた谷戸景観を保全した公園の先駆的な事例として、行政と市民が協働する新しい公園管理のソフト事業のあるべき姿を示唆している。
■ 地図
■ 神奈川県鎌倉市の中央やや北西に位置する「鎌倉中央公園」(山崎の谷戸)。
敷地内には、田んぼや畑など里山の景観が整備されている。