環境省>自然環境・生物多様性>自然再生ネットワーク>自然再生の取組事例>森・里・川・海をつなぐ自然再生(H16年度業務)>事例紹介[宮城県田尻町]
自然環境に関する民間団体の活動について、河川、里山、森林、海辺などの各フィールドごとに、活動現場の取り組みを取材してきました。
雁などの渡り鳥が群れとなって降り立つ宮城県田尻町の蕪栗沼。この沼で渡り鳥を保護する運動は、いま活動範囲を沼の周辺部である農村地域に広がり、人と渡り鳥が共存する環境保全型の農業と地域づくりを目指すまでに発展。雁が生息する水田は、減農薬のブランド米を産するとの期待も生まれてきた。世界を移動する鳥たちに不可欠なこの地域の国際的な価値を評価する研究者や自然保護団体、さらに農業関係者、行政が連携を取りながら、地域と自然の再生に向けて歩みを続けている。
■ 蕪栗沼と周辺の水田環境全景・希少生物ゼニタナゴの管理をする蕪栗ぬまっこくらぶのメンバー
■ 蕪栗沼と隣接する白鳥地区の現状