自然環境・生物多様性

オガサワラシジミ生息域外個体群の繁殖途絶に関する検証

国内希少野生動植物種・オガサワラシジミ(チョウの一種で小笠原諸島固有種)について、2020年8月下旬に飼育下の全ての個体が死亡し、繁殖が途絶えました。種の保存法に基づく保護増殖事業として実施している生息域外個体群が途絶えたのは初めてのことでした。

環境省では、オガサワラシジミ生息域外個体群が途絶えた原因について科学的に分析するとともに、今後の絶滅危惧種の保全対策に活かすべき教訓について考察し、その結果を2021年12月23日に公表しました。