自然環境・生物多様性

コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針

コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針[PDF 596KB]

 コアジサシは、日本に夏鳥として渡来し、河川や海岸でコロニーを作り集団繁殖します。本亜種は絶滅が危惧されており、環境省の第4次レッドリスト(平成24年8月)で絶滅危惧 II 類に位置づけられています。また、日豪等の二国間渡り鳥条約に基づき、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」で、国際希少野生動植物種に指定されています。

 そこで、「コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針」をとりまとめ、コアジサシ繁殖地の保全・配慮の考え方やその具体的手法等を示しました。開発事業等を行う者だけでなく、コアジサシの保護活動等に取り組む関係者を含め、幅広く活用されることを期待しています。