自然環境・生物多様性

第4回世界自然遺産候補地に関する検討会の概要

日時

平成15年5月26日(月) 13:30~16:30

会場

経済産業省別館944号会議室

出席委員

岩槻邦男放送大学教授、上野俊一国立科学博物館名誉研究員、
大澤雅彦東京大学教授、小泉武栄東京学芸大学教授、
土屋誠琉球大学教授、三浦慎悟森林総合研究所研究管理官、
吉田正人日本自然保護協会常務理事

議事

  1. (1)検討会報告(案)について
  2. (2)その他

概要

  • 前回(第3回)検討会で詳細に検討すべき対象とされた19地域について、 生物地理区分毎に検討を行い、その中で、「知床」「大雪山と日高山脈を統合した地域」「飯豊・朝日連峰」「九州中央山地周辺の照葉樹林」「小笠原諸島」 「琉球諸島*」の6地域をひとまず抽出した上で、以下のそれぞれの見地からさらに詳細な検討が行われた。
    1. [1]クライテリアに照らし合わせた評価の可能性
    2. [2]国内外の既登録地域等との比較
    3. [3]完全性の条件に関する評価
  • その結果、「知床」「小笠原諸島」「琉球諸島*」の3地域が、それぞれ課題があり、 すべてを直ちに世界遺産候補地として推薦できる状況にあるわけではないという条件付きで、 世界自然遺産の登録基準に合致する可能性が高い地域として選定された。
  • 検討会の結果は、検討会での議論経過も含め、報告書としてとりまとめの上、後日公表することとなった。
  • 検討会終了後、座長コメントが発表された。(別紙参照)