【日
時】 平成13年5月11日(金) 13:30~15:30
【場 所】 環境省共用11会議室
【出席者】 検討委員9名、オブザーバー、事務局
【議 題】
(1)移入種問題の構造分析について
(2)対応方針について
(3)その他
【概 要】
(1)移入種問題の構造分析について
- 「移入種問題の事例」に掲げられ、現時点で影響が確認されている種について、それぞれの種のもたらす影響の特性(主として生物多様性への影響)の解析、希少○固有種への影響の観点から影響が見られる地域の特定、それぞれの種の移入の経緯についての整理を事務局より資料に基づき紹介。
- これに対し、現時点で影響が確認されていない(調査されていない)種、地域についても注意し、今後積極的に調査を行うべきことが指摘された
- また、影響の大きさの評価について、資料では希少○固有種への影響を特異的に取り上げているが、他の影響も含め評価し直すべきとの意見が出された。
(2) 対応方針について
- 今後の検討会の検討方向については、最終的に検討会として移入種問題についての「対応方針」を作成することが了承された。「対応方針」の作成に関しては、議長提案により、「対応方針に関するワーキンググループ」を置いて、「対応方針」(案)の作成作業を行い、その後検討会での検討を行うことが了承された。
(3)その他
- 太田委員より、直近の問題事例として、西表島で確認されたオオヒキガエルについて、生態系への影響、希少種への影響が大きく懸念され、早急な対応が必要なことが報告された。