特定外来生物の解説
- 和名
- ホワイトバスとストライプトバスが交雑することにより生じた生物
(サンシャインバス、パルメットバス、ホワイトロックバス、ストライパー) - 科名
- モロネ(狭義)(Moronidae)
- 学名
- Morone chrysops × Morone saxatillis
- 英語名
- Sunshine bass, Palmetto bass
- 原産地
- 北アメリカ(ストライプトバス、ホワイトバス)
- 特徴
- スズキ型の体形をしており、白銀色の魚体で、体側に細い黒縦線が数本入る。
交雑個体と親種のストライプトバス又はホワイトバスとは、体側の黒縦線の列が大きく崩れることで識別できる。
日本に同属の在来種は生息していない。 - 定着実績
- なし
- 被害状況
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■生態系に関わる被害
- 親種となるストライプトバス(Morone saxatilis)とホワイトバス(M. chrysops)は、両種共に冬の低水温に耐えることが可能で、かつ繁殖力が比較的強く、全国各地の湖沼や河川に侵入すれば定着して在来生物相に大きな影響を及ぼす恐れがあるため、特定外来生物に指定されている。
- 大型になるスズキ亜目の魚食性淡水魚であり、導入されれば捕食や競合により在来種の減少を引き起こすなどして在来生物相に影響を及ぼす恐れがある。
- 北アメリカ原産であるため冬の低水温にも耐えることが可能で、日本全国で生息できる可能性がある。
- 取扱い上の注意
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- 備考
- 原産地では釣魚として人気が高く、日本でも一部の管理釣り場で利用されている。
台湾ではサンシャインバスが食材及びスポーツフィッシングの対象として盛んに養殖されている。
※ 通称につきましては、必ずしも正確なものではない可能性もありますので、ご注意ください。
※ 被害状況につきましては、代表的な事例を挙げています。