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哺乳類

 特定外来生物の解説

特定外来生物の解説


アライグマ

和名
アライグマ
科名
アライグマ (Procyonidae)
学名
Procyon lotor
英語名
Raccoon
原産地
北アメリカ
特徴
体重4〜10数kg、頭胴長41〜60cm、尾長20〜41cm。白色の顔に黒色系のマスクを着けたような外見で4〜7の輪模様を尾に持つ。
定着実績
愛知県(1962年)での確認後、80年代までに岐阜県・北海道・和歌山県・神奈川県等で野生化および自然繁殖が確認されている。
平成21年度までに個体が確認された地点図
被害状況
■生態系に関わる被害
  • 捕食対象が小哺乳類から魚類・鳥類・両生類・爬虫類・昆虫類、野菜・果実・穀類と非常に幅が広く、北海道ではニホンザリガニやエゾサンショウウオといった固有在来種の捕食が報告されている。
  • 釧路湿原など、シマフクロウやタンチョウの生息地周辺でもアライグマの姿が確認されており、これら固有在来種への影響が懸念されている。
  • アライグマの侵入によりアオサギが集団営巣放棄するなど、他種の繁殖環境への影響が懸念されている。
■農林水産業に関わる被害
  • 北海道では農作物に対する深刻な被害が報告されている。特にトウモロコシ、飼料、養殖魚、メロン、スイカ、イチゴ などへの食害や、牧草ロールやパックを破壊するなど、農林水産業に影響を与える。
取扱い上の注意
手先が器用なために逸出のおそれあり。狂犬病に罹患している可能性がある。成体には凶暴な個体もある。屎尿のにおいがきつい。北米原産のアライグマにはアライグマ回虫(人獣共通感染症)が寄生している可能性が高い。
備考
ペットとして人気種となり流通したが、飼育が難しいことから遺棄されるケースも多い。

※ 通称につきましては、必ずしも正確なものではない可能性もありますので、ご注意ください。
※ 被害状況につきましては、代表的な事例を挙げています。


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