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 特定外来生物の解説

特定外来生物の解説


グリーンアノール

和名
グリーンアノール
科名
タテガミトカゲ (Iguanidae(Polychrotidae))
学名
Anolis carolinensis
英語名
Green anole
原産地
アメリカ合衆国南東部
通称
アノールトカゲ、アメリカカメレオン
特徴
雄の方が大型になる。頭胴長は雄60〜70mm、雌50〜55mm。尾長は頭胴長の2倍程度。体色は鮮やかな緑色であるが、短時間で黒褐色に変化する。
四肢の指に指下板といわれる細かいひだがあり、吸盤の役割を果たすため、滑りやすい葉の表面や垂直なガラス面なども移動できる。
頭胴長5〜7cm程度であるが、頭部と口が比較的大きく、オガサワラゼミやアキアカネのような大型の昆虫も捕食できる。
1回に1卵しか産まないが、春から夏にかけて毎週1回程度ずっと産卵をくり返すことから、繁殖能力が高い。
定着実績
小笠原諸島と沖縄島に定着しており、小笠原諸島では父島、母島のほぼ全域に生息する。
平成21年度までに個体が確認された地点図
被害状況
■生態系に関わる被害
  • 小笠原諸島の父島、母島では樹上性かつ昼行性の昆虫が激減している。チョウ、トンボ、ハナバチ、セミ、カミキリムシ、タマムシなどの各グループが捕食により大きな影響を受けているとの報告がある。
  • とりわけ、固有種オガサワラシジミは、本種の捕食によって絶滅寸前の状態か、もしくは日本初の絶滅種のチョウとなってしまった可能性が指摘されている。
  • 在来種オガサワラトカゲとの間で食物等の資源が重複しており、競争によりオガサワラトカゲが減少しているとされる。
取扱い上の注意
備考
導入はペット由来と言われるが、貨物に紛れて侵入した可能性も指摘されている。ペット用及びペット爬虫類等のエサ用として多く流通していた。

※ 通称につきましては、必ずしも正確なものではない可能性もありますので、ご注意ください。
※ 被害状況につきましては、代表的な事例を挙げています。


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