要注意外来生物リスト:植物(一覧)
| ■オオカナダモ | ■コカナダモ | ■ホテイアオイ | ■セイタカアワダチソウ |
| ■オオブタクサ | ■オオサンショウモ | ■ハゴロモモ | ■アメリカミズユキノシタ |
| ■オトメアゼナ | ■ハナガガブタ | ■ナガバオモダカ | ■キショウブ |
| ■チョウセンアサガオ属 | ■ムラサキカタバミ | ■ネバリノギク | ■タチアワユキセンダングサ |
| ■ハルジオン | ■オオアワダチソウ | ■ヒメジョオン | ■ノハカタカラクサ |
| ■キクイモ | ■外来タンポポ種群 | ■オランダガラシ | ■ハリビユ |
| ■イチビ | ■エゾノギシギシ | ■ハルザキヤマガラシ | ■ドクニンジン |
| ■メマツヨイグサ | ■コマツヨイグサ | ■ワルナスビ | ■ヤセウツボ |
| ■ヘラオオバコ | ■アメリカネナシカズラ | ■セイヨウヒルガオ | ■オオフタバムグラ |
| ■アメリカオニアザミ | ■カミツレモドキ | ■ブタクサ | ■ブタナ |
| ■オオオナモミ | ■アメリカセンダングサ | ■コセンダングサ | ■オオアレチノギク |
| ■ヒメムカシヨモギ | ■メリケンカルカヤ | ■メリケンガヤツリ | ■ショクヨウガヤツリ |
| ■ハリエニシダ | ■ランタナ | ■ヒマワリヒヨドリ | ■テリハバンジロウ |
| ■サンショウモドキ | ■アメリカハマグルマ | ■モリシマアカシア | ■セイロンマンリョウ |
| ■ヤツデグワ | ■キバナシュクシャ | ■オオバノボタン | ■カエンボク |
| ■アカキナノキ | ■アメリカクサノボタン | ■タマリクス・ラモシッシマ | ■リグストルム・ロブストゥム |
| ■カユプテ | ■ミカニア・ミクランサ | ■ミモザ・ピグラ | ■モレラ・ファヤ |
| ■オプンティア・ストリクタ | ■フランスカイガンショウ | ■プロソピス・グランドゥロサ | ■キミノヒマラヤキイチゴ |
| ■イタチハギ | ■ギンネム | ■ハリエンジュ | ■トウネズミモチ |
| ■ハイイロヨモギ | ■シナダレスズメガヤ | ■オニウシノケグサ | ■カモガヤ |
| ■シバムギ | ■ネズミムギ・ホソムギ | ■キシュウスズメノヒエ | ■オオアワガエリ |
●被害に係る一定の知見はあり、引き続き特定外来生物等への指定の適否について検討する外来生物
| 導入・利用の形態 | 和名 | 学名 | 文献等で指摘されている影響の内容 | 摘要 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 意図的導入 | 水草 | オオカナダモ | Egeria densa | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | ・各地の湖沼に侵入し、クロモ等の在来の水生植物と競合し駆逐している。 ・大量に利用されているため規制による大量遺棄のおそれがある。既に広範囲に蔓延しているため指定の緊急性は低い。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 ・関係業者や利用者は、責任を持って栽培し、栽培できなくなった場合は野外へ遺棄することなく、適切な処分を行うことが必要である。 ・在来種との競合・駆逐等のおそれがあるため、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
| 意図的導入 | 水草 | コカナダモ | Elodea nuttallii | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱) | ・各地の湖沼に侵入し、クロモ等の在来の水生植物と競合し駆逐している。 ・輸入、流通、販売が行われていないので、規制による効果は小さい。既に広範囲に蔓延しているため指定の緊急性は低い。 ・在来種との競合・駆逐等のおそれがあるため、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
| 意図的導入 | 水草 | ホテイアオイ | Eichhornia crassipes | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | ・既に各地の湖沼等で野生化している浮遊性の水草で、水面を覆い尽くし光を遮ることで在来の水生植物の生存を脅かすとともに、アレロパシー作用等を通じて水生生物全体へ影響するおそれがある。 ・大量に利用されているため規制による大量遺棄のおそれがある。既に広範囲に蔓延しているため指定の緊急性は低い。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 ・関係業者や利用者は、責任を持って栽培し、栽培できなくなった場合は野外へ遺棄することなく、適切な処分を行うことが必要である。 ・在来種との競合・駆逐等のおそれがあるため、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・湖沼の水質浄化やビオトープ創出等を目的とした水草の利用には、在来種を利用することが望まれる。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。世界の侵略的外来種ワースト100(IUCN)。 |
| 意図的導入 | 陸生 | セイタカアワダチソウ | Solidago altissima | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱) | ・河川敷等でみられる大型の多年生草本で、絶滅危惧種を含む在来植物との競合や駆逐のおそれが大きい。 ・現在では輸入、流通、販売は行われておらず、規制による効果は小さい。既に広範囲に蔓延しているため指定の緊急性は低い。 ・既に各地の河川敷や荒地等で野生化しているが、希少種等との競合・駆逐のおそれが高い地域については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
| 非意図的 | 混入等 | オオブタクサ | Ambrosia trifida | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱) | ・河川敷等でみられる大型の一年生草本で、河原の固有種を含む在来種との競合や駆逐のおそれがあることから、各地で駆除が実施されている。 ・意図的導入が行われていないので、規制による効果は小さい。既に広範囲に蔓延しているため指定の緊急性は低い。 ・既に各地の河川敷や荒地等で野生化しているが、希少種等との競合・駆逐のおそれが高い地域については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
●被害に係る知見が不足しており、引き続き情報の集積に努める外来生物
| 導入・利用の形態 | 和名 | 学名 | 文献等で指摘されている影響の内容 | 摘要 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 意図的導入 | 水草 | オオサンショウモ | Salvinia molesta | 生態系(競合・駆逐、遺伝的攪乱)、農林水産業 | ・一部の地域で野生化がみられることから、絶滅危惧種のサンショウモとの競合・駆逐や、遺伝的攪乱のおそれがある。 ・ 観賞用の水草として利用されているので、今後も分布が拡大するおそれがある。 ・海外では、水田雑草となったり、養魚場の害草になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 ・関係業者や利用者は、責任を持って栽培し、栽培できなくなった場合は野外へ遺棄することなく、適切な処分を行うことが必要である。 |
| 意図的導入 | 水草 | ハゴロモモ | Cabomba caroliniana | 生態系(競合・駆逐) | ・本州以南の各地で野生化しており、場所によっては大群落をつくるので、在来の水草と競合・駆逐のおそれがある。 ・金魚藻の名で親しまれ、大量に利用されていることから、今後も分布を拡大するおそれがある。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 ・関係業者や利用者は、責任を持って栽培し、栽培できなくなった場合は野外へ遺棄することなく、適切な処分を行うことが必要である。 |
| 意図的導入 | 水草 | アメリカミズユキノシタ | Ludwigia repens | 生態系(競合・駆逐) | ・天然記念物の深泥池で増加しており、在来種との競合・駆逐のおそれが大きい。 ・観賞用の水草として利用されているので、今後も分布を拡大するおそれがある。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 ・関係業者や利用者は、責任を持って栽培し、栽培できなくなった場合は野外へ遺棄することなく、適切な処分を行うことが必要である。 |
| 意図的導入 | 水草 | オトメアゼナ | Bacopa monnieri | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・海外では水田や水路の雑草となっており、日本に侵入すれば在来の水草と競合するおそれがある。 ・丈夫で育成が容易な水草として観賞用に販売されているので、定着する可能性がある。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 ・関係業者や利用者は、責任を持って栽培し、栽培できなくなった場合は野外へ遺棄することなく、適切な処分を行うことが必要である。 |
| 意図的導入 | 水草 | ハナガガブタ | Nymphoides aquatica | 生態系(競合・駆逐) | ・一部の地域で野生化がみられることから、近縁の絶滅危惧種との競合・駆逐や、遺伝的攪乱のおそれがある。 ・観賞用の水草として利用されているので、今後も分布が拡大するおそれがある。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 ・関係業者や利用者は、責任を持って栽培し、栽培できなくなった場合は野外へ遺棄することなく、適切な処分を行うことが必要である。 |
| 意図的導入 | 水草 | ナガバオモダカ | Sagittaria graminea | 生態系(競合・駆逐) | ・天然記念物の深泥池での大繁殖が確認された他、各地で野生化しており、在来の水草との競合・駆逐のおそれが大きい。 ・観賞用の水草として利用されているので、今後も分布を拡大するおそれがある。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 ・関係業者や利用者は、責任を持って栽培し、栽培できなくなった場合は野外へ遺棄することなく、適切な処分を行うことが必要である。 |
| 意図的導入 | 水草 | キショウブ | Iris pseudoacorus | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・繁殖力が強く、海外では水路等の雑草になっており、日本でも水辺の在来種と競合・駆逐のおそれがある。 ・近縁種に絶滅危惧種が含まれ、それらの遺伝的攪乱のおそれがある。 ・美しい花が親しまれ、観賞用に栽培されることが多いため、分布を拡大するおそれが大きい。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 ・関係業者や利用者は、責任を持って栽培し、栽培できなくなった場合は野外へ遺棄することなく、適切な処分を行うことが必要である。 ・ビオトープ創出等を目的とした水草の利用には、在来種を利用することが望まれる。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
| 意図的導入 | 陸生 | チョウセンアサガオ属 | Datura sp. | 農林水産業、人の生命又は身体 | ・園芸品種を含む様々な種類が販売、栽培されているが、毒性を持つことへの認知が低く、誤食による中毒事例が発生している。 ・植物体全体に有毒成分を含み、中毒事例も多数あるので、誤って食べることことのないよう、注意が必要である。 |
| 意図的導入 | 陸生 | ムラサキカタバミ | Oxalis corymbosa | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・繁殖力が強く、畑地では難防除の雑草となっており、在来種と競合するおそれがある。 ・花が美しいので観賞用に植えられることがある。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 意図的導入 | 陸生 | ネバリノギク | Aster novae-angliae | 生態系(競合・駆逐) | ・日本の侵略的外来種の一つとされている。 ・観賞用に栽培されることがある。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
| 意図的導入 | 陸生 | タチアワユキセンダングサ | Bidens pilosa var. radiata | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・日本の侵略的外来種の一つとされ、沖縄本島では畑雑草になっている。 ・観賞用に栽培されることがある。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
| 意図的導入 | 陸生 | ハルジオン | Erigeron philadelphicus | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | ・繁殖力や定着力が強く除草剤耐性型があるため、畑地の強害雑草となっており、在来種との競合・駆逐のおそれがある。 ・既に広く野生化しているが、希少種等との競合・駆逐等のおそれがある地域については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
| 意図的導入 | 陸生 | オオアワダチソウ | Solidago gigantea var leiophylla | 生態系(競合・駆逐) | ・ 日本の侵略的外来種の一つとされている。 ・既に広く野生化しているが、希少種等との競合・駆逐等のおそれがある地域については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
| 意図的導入 | 陸生 | ヒメジョオン | Stenactis annuus | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | ・繁殖力が強く、亜高山帯等の自然性の高い環境にも侵入し、在来植物と競合のおそれがあるため、駆除が実施されている。 ・除草剤耐性型がある等、農耕地でも難防除の雑草となっている。 ・既に広く野生化しているが、希少種等との競合・駆逐等のおそれがある地域については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
| 意図的導入 | 陸生 | ノハカタカラクサ | Tradescantia fluminensis | 生態系(競合・駆逐) | ・ 日陰地や水辺に侵入して群落を形成するので、林床や水辺に生育する在来種と競合・駆逐するおそれが大きい。 ・近年も分布を拡大中で、観賞用に栽培されていることから、分布を拡大するおそれが大きい。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 意図的導入 | その他 | キクイモ | Helianthus tuberosus | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・各地の河川敷や農耕地等でみられ、河川敷固有の在来種等と競合・駆逐のおそれがある。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 ・既に広く野生化しているが、希少種等との競合・駆逐等のおそれがある地域については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 意図的導入 | その他 | 外来タンポポ種群 | Taraxacum spp. | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱、遺伝的攪乱)、農林水産業 | ・繁殖力が強く、亜高山帯等の自然性の高い環境にも侵入し、在来種との競合のおそれがある。 ・在来種との雑種が全国的にみられ、遺伝的攪乱が既に広く起こっている。 ・既に広く野生化しているが、希少種等との競合・駆逐等のおそれがある地域については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 意図的導入 | その他 | オランダガラシ | Nasturtium officinale | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・繁殖力が強く清水域に生育するため、そうした環境に特異的な希少種への競合・駆逐のおそれが大きい。 ・食用として広く利用され、栽培されていることから、今後も分布を拡大するおそれがある。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 ・関係業者や利用者は、責任を持って栽培し、栽培できなくなった場合は野外へ遺棄することなく、適切な処分を行うことが必要である。 ・既に各地の湖沼等で野生化しており、在来種との競合・駆逐等のおそれがあるため、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・湖沼の水質浄化等を目的とした水草の利用には、在来種を利用することが望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | ハリビユ | Amaranthus spinosus | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | ・鋭い棘を持つ大型の一年生草本で、牧草地や飼料畑に侵入して家畜への有害植物になっている。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | イチビ | Abutilon theophrasti | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | ・畑作物や牧草と競合するとともに、飼料に混入すると牛乳が異常風味になる。また、表皮が丈夫な繊維質で容易に切れない植物なので、作物に混入すると収穫の妨げになるなどで、強害雑草とされている。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | エゾノギシギシ | Rumex obtusifolius var. agrestis | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・繁殖力が強く、亜高山帯等の自然性の高い環境にも侵入し、在来植物への競合・駆逐のおそれがあるため、駆除が実施されている。 ・農耕地の強害雑草として防除が行われている。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・既に各地で野生化しているが、希少種等との競合・駆逐等のおそれがある地域については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | ハルザキヤマガラシ | Barbarea vulgaris | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | ・繁殖力が強く、亜高山帯等の自然性の高い環境等にも侵入し、在来植物への競合・駆逐のおそれがあるため、駆除が実施されている。 ・農耕地の雑草であり、近年も分布を拡大している。 ・非意図的導入については、侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・既に各地で定着しており、希少種等との競合・駆逐等のおそれがある場合には、積極的な防除または分布拡大の検討が望まれる。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | ドクニンジン | Conium maculatum | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・有毒成分を含み、牧草地の周辺に生育することから、牛等の家畜に有害な植物である。 ? 植物体全体に有毒成分を含むので、牧草地や草食動物に影響を及ぼすおそれのある場所では、積極的な防除または分布拡大の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | メマツヨイグサ | Oenothera biennis | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | ・亜高山帯や砂丘等にも侵入し、在来種との競合のおそれがあるとして問題になっている。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | コマツヨイグサ | Oenothera laciniata | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱) | ・河川敷や砂丘に侵入するため、そうした環境に特異的な在来植物への競合・駆逐のおそれがある。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | ワルナスビ | Solanum carolinens | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・鋭い棘を持つ多年生草本で、牧草地や飼料畑に侵入して家畜への有害植物になっている。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | ヤセウツボ | Orobanche minor | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・多様な植物に寄生するので、在来種や牧草の生育を抑制するおそれがある。 ・現在も分布を拡大しつつある。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | ヘラオオバコ | Plantago lanceolata | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・繁殖力が強く、河川敷や農耕地等に侵入するため、在来種や農作物への競合・駆逐のおそれがある。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | アメリカネナシカズラ | Cuscuta pentagona | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・多様な植物に寄生するので、在来種や農作物の生長を抑制するおそれがある。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | セイヨウヒルガオ | Convolvulus arvensis | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・繁殖力が強く、農耕地では難防除の強害草とされている。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | オオフタバムグラ | Diodia teres | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱) | ・鳥取砂丘を始め、近年も各地で分布を拡大しており、林縁等にも侵入することから、在来種との競合・駆逐のおそれがある。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | アメリカオニアザミ | Cirsium vulgare | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・自然性の高い環境や牧草地に侵入するため、在来種や牧草と競合・駆逐のおそれがある。 ・鋭い棘を持つ植物なので、家畜や草食動物の有害植物となっている。・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | カミツレモドキ | Anthemis cotula | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・畑地や牧草地に大発生し、乳牛が採食すると牛乳に異臭がつくため、問題になっている。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | ブタクサ | Ambrosia elatior | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | ・河川敷や牧草地等の他に、亜高山等の自然性の高い場所に侵入するため、在来種や農作物との競合・駆逐のおそれがある。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | ブタナ | Hypochoeris glabra | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・河川敷や牧草地等へ侵入するため、河原に固有な在来種や牧草への競合・駆逐のおそれがある。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | オオオナモミ | Xanthium canadense | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | ・河川敷や牧草地等へ侵入するため、河原に固有な在来種や牧草への競合・駆逐のおそれがある。 ・牧草地に侵入すると家畜に有毒であり、総苞の付着による羊毛の品質低下も問題になっている。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | アメリカセンダングサ | Bidens frondosa | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・河川敷や水辺の在来植物への競合・駆逐のおそれがあるとともに、代表的な水田雑草の一つである。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | コセンダングサ | Bidens pilosa var.polosa | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・河川敷等に生育する在来植物や農作物への競合・駆逐のおそれがある。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | オオアレチノギク | Conyza sumatrensis | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | ・競争力が強く除草剤耐性型があるため、畑地、樹園地、牧草地に普通にみられる雑草になっている。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 ・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | ヒメムカシヨモギ | Erigeron canadensis | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・河川敷等に侵入するので、河原の固有の在来種との競合・駆逐のおそれがある。 ・競争力が強く除草剤耐性型があるため、畑地、樹園地、牧草地に普通にみられる雑草になっている。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | メリケンカルカヤ | Andropogon virginicus | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・各地で近年になっても増加がみられるため、在来種や農作物との競合・駆逐のおそれがある。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | メリケンガヤツリ | Cyperus eragrostis | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・繁殖力が強く水辺を中心に分布を拡大しているため、在来の湿性植物との競合・駆逐のおそれが大きい。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 非意図的導入 | 混入等 | ショクヨウガヤツリ | Cyperus esculentus | 農林水産業 | ・塊茎による繁殖力が旺盛な多年生草本で、牧草地や飼料畑に侵入して難防除の雑草になっている。 ・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 一部の地域で定着 | 混入等 | ハリエニシダ | Ulex europaeus | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・鋭く長い棘があるため、牧草地等に侵入すると家畜に有害で防除しにくい植物である。 ・既に各地で野生化しているが、分布拡大のおそれがある場合には。防除の検討が望まれる。 |
| 一部の地域で定着 | 混入等 | ランタナ | Lantana camara | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・日本では、小笠原や沖縄等で野生化しており、分布拡大のおそれがある場合には防除の検討が望まれる。 |
| 一部の地域で定着 | 混入等 | ヒマワリヒヨドリ | Chromolaena odorata | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・日本では、沖縄で野生化しており、分布拡大のおそれがある場合には防除の検討が望まれる。 |
| 一部の地域で定着 | 混入等 | テリハバンジロウ | Psidium cattleianum | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・日本では、小笠原で野生化しており、分布拡大のおそれがある場合には防除の検討が望まれる。 |
| 一部の地域で定着 | 混入等 | サンショウモドキ | Schinus terebinthifolius | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・日本では、小笠原で野生化しており、分布拡大のおそれがある場合には防除の検討が望まれる。 |
| 一部の地域で定着 | 混入等 | アメリカハマグルマ | Sphagneticola trilobata | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・日本では、沖縄で野生化しており、分布拡大のおそれがある場合には防除の検討が望まれる。 |
| 導入あり | 混入等 | モリシマアカシア | Acacia mearnsii | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 導入あり | 混入等 | セイロンマンリョウ | Ardisia elliptica | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 導入あり | 混入等 | ヤツデグワ | Cecropia peltata | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 導入あり | 混入等 | キバナシュクシャ | Hedychium gardnerianum | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 導入あり | 混入等 | オオバノボタン | Miconia calvescens | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 導入あり | 混入等 | カエンボク | Spathodea campanulata | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 導入あり | 混入等 | アカキナノキ | Cinchona pubescens | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 導入あり | 混入等 | アメリカクサノボタン | Clidemia hirta | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 導入あり | 混入等 | タマリクス・ラモシッシマ | Tamarix ramosissima | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 未導入 | 混入等 | リグストルム・ロブストゥム | Ligustrum robustum | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 未導入 | 混入等 | カユプテ | Melaleuca quinquenervia | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 未導入 | 混入等 | ミカニア・ミクランサ | Mikania micrantha | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 未導入 | 混入等 | ミモザ・ピグラ | Mimosa pigra | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 未導入 | 混入等 | モレラ・ファヤ | Morella faya | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 未導入 | 混入等 | オプンティア・ストリクタ | Opuntia stricta | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 未導入 | 混入等 | フランスカイガンショウ | Pinus pinaster | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 未導入 | 混入等 | プロソピス・グランドゥロサ | Prosopis glandulosa | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
| 未導入 | 混入等 | キミノヒマラヤキイチゴ | Rubus ellipticus | 生態系(競合・駆逐) | ・国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来入種ワースト100に含まれており、海外で問題になっている。 ・栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。 |
●別途総合的な検討を進める緑化植物
| 導入・利用の形態 | 和名 | 学名 | 文献等で指摘されている影響の内容 | 摘要 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 意図的導入 | 緑化等 | イタチハギ | Amorpha fruticosa | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱) | 自然性の高い地域への侵入がみられることから、そうした地域での法面緑化にはより影響の少ない種類を利用できるか検討する等の配慮が必要である。また、在来郷土種と誤解されている場合もあるので、外来種であることを理解した上で注意して利用する必要がある。 |
| 意図的導入 | 緑化等 | ギンネム | Leucaena leucocephala | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱) | 緑化などのために沖縄や小笠原諸島に導入された。しかし、固有性の高い小笠原の島嶼生態系において、植物群集の構造を改変するなどの影響は大きく、未定着の地域に持ち込まないなどの配慮が必要である。 |
| 意図的導入 | 緑化等 | ハリエンジュ | Robinia pseudoacacia | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱) | 砂防林や薪炭材として導入され、良質の蜜源植物としても広く利用されている。しかし、各地の河川や海岸などでは繁茂し、希少植物を含む在来植物を駆逐するおそれがある。影響の大きい場所では積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
| 意図的導入 | 緑化等 | トウネズミモチ | Ligustrum lucidum | 生態系(競合・駆逐) | 移植が容易で生長が速く、大気汚染に強いことなどから、街路樹や公園樹等として広く利用されている。しかし、訪花昆虫や果実食の鳥類への誘引力が強く、多数の種子が鳥により散布されて容易に分布を拡大する。そのため、都市近郊の二次林の種組成や河川敷の植生に影響を及ぼすおそれがある。利用に当たっては鳥による種子散布を考慮に入れ、地域によっては適切な代替物の検討が望まれる。 |
| 意図的導入 | 緑化等 | ハイイロヨモギ | Artemisia sieversiana | 生態系(競合・駆逐) | 緑化に用いられる外国産の郷土種ヨモギに含まれる他、観賞用キクの接ぎ木台として導入された。在来種の遺伝的攪乱のおそれがあるため、逸出を防ぐための管理と、当該地域産の在来種または別種への転換の可能性について総合的に検討することが望まれる。 |
| 意図的導入 | 緑化等 | シナダレスズメガヤ | Eragrostis curvula | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱) | 耐暑性と耐旱性に優れ、土壌侵食防止力が強いため、法面緑化などに全国で用いられている。しかし、河川に侵入して砂を堆積するなどしたため、在来植物との競合・駆逐や、生育環境の改変が生じている場合がある。種子が河川に流入しないための適切な管理の可能性と、既に侵入したものについての防除の必要性や防除技術の検討、さらには適切な代替物の利用の可能性を検討することが望まれる。 |
| 意図的導入 | 緑化等 | オニウシノケグサ | Festuca arundinacea | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | 永続性や土壌保全能力が高く、環境への適応性も高いことなどから、牧草や緑化植物として全国で広く用いられているが、自然性の高い環境や希少種の生育環境に侵入し、駆除の対象になっていることがある。逸出によるこうした問題が起こらないよう適切な管理を行うとともに、自然環境にも配慮した品種または他の種類の利用の可能性を検討することが望まれる。 |
| 意図的導入 | 緑化等 | カモガヤ | Dactylis glomerata | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | 耐陰性などの様々な環境耐性を持つため、牧草や緑化植物として全国で広く用いられているが、自然性の高い環境や希少種の生育環境に侵入し、問題になっている。こうした場所では逸出による問題が起こらないよう適切な管理を行うとともに、自然環境にも配慮した品種または他の種類の利用の可能性を検討することが望まれる。 |
| 意図的導入 | 緑化等 | シバムギ | Elymus repens | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | 耐塩性があり冷涼な環境に適した牧草として、寒冷地に導入された。しかし地域によっては逸出して難防除の雑草となり、在来植物との競合のおそれも生じている。適切な代替物の利用と分布拡大の抑制の可能性の検討が望まれる。 |
| 意図的導入 | 緑化等 | ネズミムギ・ホソムギ | Lolium multiflorum・L. perenne | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | 環境への適応性が高く牧草や緑化植物として全国で広く用いられている。しかし、自然性の高い環境や希少種の生育環境に侵入し、駆除の対象になっている場合がある。逸出によるこうした問題が起こらないよう適切な管理を行うとともに、より影響の少ない品種の有無の検討や他の種類の利用可能性の検討が望まれる。 |
| 意図的導入 | 緑化等 | キシュウスズメノヒエ | Paspalum distichum var. distichum | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | 耐湿性や耐塩性があるため、湿田や水田転換畑での飼料として利用が試みられたが、水田や水路で雑草化し、湿地の在来植物との競合のおそれが生じている。適切な代替物の利用と、分布拡大の抑制が望まれる。 |
| 意図的導入 | 緑化等 | オオアワガエリ | Phleum pratense | 生態系(競合・駆逐、環境攪乱)、農林水産業 | 冷涼な環境に適した牧草として、寒冷地で広く用いられているが、自然性の高い環境や希少種の生育環境に侵入し、駆除の対象になっていることがある。こうした場所では、牧草地からの逸出が起こらないような適切な管理を行うとともに、より影響の少ない品種や他の牧草の利用の可能性を検討することが望まれる。 |

