要注意外来生物リスト:哺乳類・鳥類(一覧)
| ■インドクジャク |
■リスザル |
■フェレット |
| ■シマリス | ■シジュウカラガン大型亜種 | ■コリンウズラ |
| ■クロエリセイタカシギ | ■シリアカヒヨドリ | ■外国産メジロ(ハイバラメジロ、ヒメメジロなど) |
●被害に係る一定の知見はあり、引き続き特定外来生物等への指定の適否について検討する外来生物
| 和名 | 学名 | 文献等で指摘されている影響の内容 | 摘要 |
|---|---|---|---|
| インドクジャク | Pavo cristatus | 生態系(競合・駆逐) | 沖縄で捕食等による被害が発生しており、駆除も進められているが、沖縄以外では定着・繁殖のおそれは低い。被害が沖縄地域に限定的である一方で、国内の学校、公園、観光施設等で多数が飼育されていることから、沖縄諸島、八重山諸島等で積極的な防除を検討・推進する必要がある。 適切な管理の実施が重要であり、特に沖縄などでは、本種のこれ以上の導入、移動を控え、飼育施設や飼育方法に留意し、逸出等がないよう十分注意して管理すべきである。 |
●被害に係る知見が不足しており、引き続き情報の集積に努める外来生物
| 和名 | 学名 | 文献等で指摘されている影響の内容 | 摘要 |
|---|---|---|---|
| リスザル | Saimiri sciureus | 生態系(競合・駆逐) | 伊豆半島で野外で個体が高頻度で確認されるなど目撃例は多いが、生態系に対する影響については不明確な点が多い。 飼育者は飼育施設からの逸出を防ぐ必要がある。 |
| フェレット | Mustela furo | 生態系(競合・駆逐、捕食) | 海外では、野生化した個体による鳥類の卵・雛などの捕食が報告されており、愛玩飼養を禁止している国もある。我が国への輸入個体は、ほとんどが去勢・不妊、臭腺除去手術が施されている。去勢、不妊を確実に実施している個体を飼育するよう配慮すべきであり、飼養に当たっては、野外への遺棄、逸出逸出等がないよう十分注意して管理すべきである。 |
| シマリス | Tamias sibiricus | 生態系(競合・駆逐、遺伝的攪乱) | エゾシマリスとの交雑が懸念されているが、交雑のおそれに関する知見が不足している。 大量にペットとして利用されており、定着すれば在来生物相に影響を与える可能性があるので、飼養に当たっては、野外への遺棄、逸出等がないよう十分注意して管理すべきである。特に北海道ではエゾシマリスとの交雑が懸念されるために、特に注意する必要があるので、安易な飼養はすべきでない。 |
| シジュウカラガン大型亜種 | Branta canadensis moffiti | 生態系(遺伝的攪乱) | ニュージーランド、ヨーロッパに移入されて増えているオオカナダガン(Branta canadensis moffiti)である可能性の高い、別亜種が定着しており、在来亜種との交雑の可能性がある。在来の亜種に対する影響を考慮し、これ以上放鳥すべきでない。 |
| コリンウズラ | Colinus virginianus | 生態系(捕食) | 原産地のアメリカでは森林から草原まで、様々な環境に生息しており、日本でも一部の地域で定着しているが、生態系への具体的影響については不明な点が多い。逸出すれば再捕獲も困難であるので、新たな飼育は慎重に対応すべきである。 |
| クロエリセイタカシギ | Himantopus himantops mexicanus | 生態系(遺伝的攪乱) | 我が国に人為的に放鳥された個体群が定着しており、絶滅危惧TB類(EN)となっている在来のセイタカシギ亜種との交雑による遺伝撹乱の影響は大きいと懸念されるが、定着の実態や影響の程度に関する知見は不足している。本亜種は動物園等で飼育されている個体数も多いので、逸出が起きないように飼育者は注意すべきである。 |
| シリアカヒヨドリ | Pycnonotus cafer | 生態系(競合・駆逐)、農林水産業 | 海外で農林業への被害が報告されているが、本種が国内で影響を及ぼすおそれとその程度の評価に当たっては、更なる情報の集積が必要である。ペット目的などでの安易な飼育には十分注意すべきである。世界の侵略的外来種ワースト100(IUCN)。 |
| 外国産メジロ(ハイバラメジロ、ヒメメジロなど)* | Zosterops palpebrosus、 Z. japonicus simplex など |
生態系(遺伝的攪乱、競合・駆逐) | 野生化すれば、近縁種および亜種間で交雑が起こり、遺伝的攪乱を招く可能性が高いと思われるが、交雑の事例が確認されていない。 優占種になることにより、似た資源を利用する在来の競争種への影響が懸念される。 外国産及び在来のメジロについては、鳥獣保護法により輸入や飼養が規制されている。 |
| * Z. japonicusの亜種、ヒメメジロ(Z. japonicus simplex)、ハイナンメジロ (Z. j. hainanus)キクチメジロ (Z. j. batansis)、フィリピンメジロ(Z. j. meyeni) を含む。 在来メジロ(Z. j. japonicus、 Z. j. steunegeri、Z. j. alani、 Z. j. insularis、 Z. j. loochooensis、Z. j. daitoensis)は除く |
|||

