1.カエルツボカビとは
- ●両生類の皮膚に含まれるケラチンを分解して生きている真菌(カビ)です。
- ●水を介して他の両生類に感染します。
- ●人間には感染しません。
- ●南アフリカが原産地と考えられています。これまで、南北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドで侵入が確認されていました。
- ●日本の両生類に病原性をもつカエルツボカビが野外で拡散すると、カエルをはじめとする在来の両生類に影響を及ぼすおそれがあります。
⇒ペットのカエルなどを野外に捨てることはしないでください。
2.カエルツボカビ症の症状
- ●カエルツボカビに感染した両生類は皮膚を侵されるので、体内の浸透圧の調整や皮膚呼吸が妨げられると考えられています。
- ●その結果、元気や食欲がなくなり、縮こまった姿勢をとったり、口を開けたりし、発症から数週間で死に至ります。しかし種によっては、症状の出ない場合もあります。
- ●アフリカツメガエルとウシガエルでは目立った症状が出ない場合があるので、感染源になりうることに注意してください。
⇒初めのうちは、カエルツボカビ症とは分からないこともありますが、様子がおかしければカエルツボカビの感染を疑い、3.に示すように扱ってください。
⇒感染個体を扱った器具類を、消毒せず野外で使用しないでください。カエルツボカビ症に限らず、病気が疑われる個体は販売・譲渡しないでください。