「重要湿地」 No.627 後良川,相良川,前良川

マングローブ湿地,河川

[地図の内容説明]
生息・生育域 生物分類群 選定理由 選定基準
相良川河口 マングローブ メヒルギ,オヒルギ,ヤエヤマヒルギ,ヒルギダマシ,ヒルギモドキ,マヤプシキの生育地.世界的な分布の視点から,北限域に分布するマングローブ樹種が生育する.マングローブ林が形成される貴重な湿地のうち,とくに地理的に重要である.マングローブ林が生態系として他の動植物との相互作用があり,そこを生息・生育地とする動植物が特異である.群落サイズも個体群を維持する上で十分な面積がある. 1
後良川河口 マングローブ メヒルギ,オヒルギ,ヤエヤマヒルギ,ヒルギダマシ,ヒルギモドキ,マヤプシキの生育地.世界的な分布の視点から,北限域に分布するマングローブ樹種が生育する.マングローブ林が形成される貴重な湿地のうち,とくに地理的に重要である.マングローブ林が生態系として他の動植物との相互作用があり,そこを生息・生育地とする動植物が特異である.群落サイズも個体群を維持する上で十分な面積がある. 1
前良川河口 マングローブ メヒルギ,オヒルギ,ヤエヤマヒルギ,ヒルギダマシ,ヒルギモドキ,マヤプシキの生育地.世界的な分布の視点から,北限域に分布するマングローブ樹種が生育する.マングローブ林が形成される貴重な湿地のうち,とくに地理的に重要である.マングローブ林が生態系として他の動植物との相互作用があり,そこを生息・生育地とする動植物が特異である.群落サイズも個体群を維持する上で十分な面積がある. 1
後良川河口,前良川河口 甲殻類 両河口のマングローブ域にはシオマネキ類,コメツキガニ類,イワガニ類,ワタリガニ類,オウギガニ類,ヤドカリ類,アナジャコ類などほとんどの汽水域性のカニ類が生息する.とくに,河口部の外干潟では,干潮時にヒメシオマネキとミナミコメツキガニの大群が見られる.この湿地は,古見集落の民謡でシオマネキ類,クマドリオウギガニ,ノコギリガザミ類などを歌った「ヤクジャマ節」の発祥の地でもある.流入河川には,希少種のエビ類やサワガニ類が生息する. 2, 3
後良川河口,前良川河口 底生動物 マングローブ湿地の規模が大きい.マングローブ湿地固有の底生動物の種の多様性が大きい. 1, 3
後良川および支流の山地性渓流 淡水藻類* ヤエヤマカワモズクの生育地. 2