「重要湿地」 No.408 吉野川および勝浦川の河口部と周辺

干潟,河川,汽水域

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生息・生育域 生物分類群 選定理由 選定基準
吉野川下流域(河口から第十堰) 水草 イセウキヤガラ,コアマモなど汽水域の水生植物が良好に生育.群落規模も全国有数. 1
吉野川河口 シギ・チドリ類 春秋の渡り期の個体数が多い.シロチドリ,ダイゼン,メダイチドリ,ハマシギ,ホウロクシギ,アカアシシギの渡来地. 2, 4
吉野川河口 湿地性鳥類* ズグロカモメ,クロツラヘラサギの渡来地. 2, 4
吉野川河口(旧吉野川,今切川も含む),勝浦川河口,那賀川河口 淡水魚類* タビラクチ,チワラスボ,チクゼンハゼ,エドハゼ,キセルハゼ,クボハゼ,トビハゼ,マサゴハゼ,ヒモハゼ,イドミミズハゼ,シロウオなどの生息地. 2
吉野川中下流域・河口(沖洲海岸を含む) 昆虫類 ルイスハンミョウの生息地として知られ,オオヒョウタンゴミムシ,コマルケシゲンゴロウ,ヨドシロヘリハンミョウ,キアシハナダカバチモドキ,アカオビケラトリ,チョウセンマダラヨコバイ,スナコバネナガカメムシなどが生息する. 2, 3
吉野川河口および勝浦川河口 底生動物 長大な汽水域に塩性湿地が豊富に点在.シオマネキの生息数がきわだって多い.ヒロクチカノコ,ウモレベンケイガニ,フタハピンノ,ウモレマメガニの生息地. 1, 2, 3