生息・生育域 | 生物分類群 | 選定理由 | 選定基準 |
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浅茅野湿原,猿払川,猿骨沼,モケウニ沼,カムイト沼,瓢箪沼,砂丘間湿地 | 湿原植生 | 北オホーツク沿岸湿原の原形を残す重要な湿原.湿原に生育するアカエゾマツ林がとくに貴重,湿原のケヤマハンノキ林も珍しい.ヒメタヌキモ,イトモ,エビモ類などきわめて多様な水生植物が生育する. 【カムイト沼】タテヤママリモが生育する. |
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猿払原野湖沼群(ポロ沼,カムイト沼など) | 水草 | 北海道北部の腐植栄養湖の植生の典型. | 1 |
ポロ沼,猿骨沼 | ガンカモ類 | コハクチョウ,ヒシクイ(亜種オオヒシクイ)の渡来地. | 4 |
知来別川,鬼志別川,猿骨川,猿払川など大小河川と周辺湖沼群 | 淡水魚類 | イトウの生息地.カラフトマスの自然産卵も見られる. | 2 |
北オホーツク湖沼群 | 昆虫類* | 【浅茅野湿原,猿払川,モケウニ沼,カムイト沼など】低層・中間・高層の各湿原に加えて,湖沼,河川,海浜,岩場(ガレ場)などさまざまな環境が存在するため,種の多様性が高い.セスジアカガネオサムシ,ウスイロナガケシゲンゴロウなどの記録がある.ガ類では高山性のイソツツジノメムシガ,湿地性のモウセンゴケトリバ,北方系のゴマフヒメウスキヒゲナガなどが記録されている. | 2, 3 |
猿払川 | 淡水貝類 | 種の多様性が高い(北方系貝類要素).カワシンジュガイ類,ミズシタダミ類,マメシジミ類の生息地. | 2, 3 |
猿払原野湖沼群(ポロ沼,モケウニ沼など) | 底生動物 | ヒメシラトリガイなど汽水性ベントスの生息地. | 1 |