○日程:平成19年1月29日(月)〜30日(火)(2日間)
○場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
○主催:環境省
○後援:文部科学省、農林水産省、国土交通省
○協力:NPO法人 日本エコツーリズム協会
○プログラム
1月29日から30日にかけて、東京都内にて「平成18年度エコツーリズムシンポジウムが開催されました。全国からおよそ200名が参加しました。
●開催の様子や内容はこちらをご覧ください
>>平成18年度エコツーリズムシンポジウム開催記録
1日目(1/29)
第1部 開会式及びエコツーリズム大賞表彰式
第2部 エコツーリズム推進オリエンテーション
2日目(1/30)
第3部 全国エコツーリズムセミナー
○分科会1「ルールや制度による資源の保全 〜関係者の利害調整と、合意形成を導く勘どころ〜」
■地域に根ざした資源利用のルールづくり 〜西表島仲間川の保全利用協定が実現するまで
広瀬敏通(NPO法人日本エコツーリズム協会 理事)
■御蔵島におけるイルカウオッチングルールの運用方法
菱井 徹(御蔵島観光協会)
○分科会2「地域資源の伝承方法 〜忘れられた生活文化を発掘、利用によって次世代につなぐ〜」
■地域資源の観光活用と住民参画の勘どころ 〜農業体験の観光活用の実践例をもとに
青野広明(南魚沼市観光協会 事務局次長)
■エコツーリズムと地元学
竹田純一(里地ネットワーク事務局長)
○分科会3「環境収容力(キャリングキャパシティ)の考え方〜"何人までなら大丈夫?"は、測定できるのか〜」
■キャリングキャパシティ算出の限界と新たな視点 〜米国における資源管理研究の系譜
熊谷嘉隆(公立大学法人国際教養大学 助教授)
■利用者の快適性から算出した適正収容力 〜尾瀬の事例より
安類智仁(尾瀬保護財団 企画課主任
○分科会4「エコツアー販売の理想型 〜地域の望み、旅行会社の望み、その接点を探る〜」
■専門分野に特化した旅行会社の考え方〜テーマ性の高い商品提案のために地域に期待する役割
水野恭一(風の旅行社 「風カルチャークラブ」 営業部長)
■旅行会社がツアーをつくる一般的な手法 〜大手旅行会社がエコツアーをつくるケース
岩本則正((株)JTB 東日本国内商品事業部企画第1課企画担当課長)
■地域から旅行会社に期待すること 〜知床の事例より
松田光輝(知床ネイチャーオフィス 代表取締役差)
○分科会5「資源の状態変化の測定方法 〜誰でも簡単にできるモニタリングの手法を考える〜」
■科学的な視点を盛り込んだモニタリングの方法 〜外部研究者との連携の実践例
南正人(株式会社ピッキオ 代表取締役)
■レクリエーション利用が自然資源に与える影響の測定方法 〜 大雪山・利尻の実践例
愛甲哲也(北海道大学大学院 助手)
■省力的かつ効果的な自然環境モニタリングの方法
茅野恒秀((財)日本自然保護協会総合プロジェクトAKAYA担当専任スタッフ)
○分科会6「エコツーリズム運営組織のあり方〜誰が地域をマネジメントするのか、運営資金はどうやって調達するのか〜」
■エコツーリズムを取り巻く団体の活動と資金源 〜知床の理想と壁
田中直樹(知床財団 普及研修係主任)
■エコツーリズム推進組織をどう作るか 〜住民の視点から(裏磐梯の事例より)
酒井美代子(裏磐梯エコツーリズムカレッジ)
■里地里山における地域組織とその運営 〜飯能が目指す理想像と現状
安藤泰雄(飯能市環境部エコツーリズム推進室 室長)